競馬データ分析実践

前走人気薄で今回1〜3番人気の馬を買い続けたら?|芝とダートで確かめた

KeibaAiNavi
記事タイトル「前走人気薄で今回1〜3番人気の馬を買い続けたら?|芝とダートで確かめた」の文字と、中央競馬の芝の直線で内の2頭に外から並びかける競走馬の画像

前走では7番人気以下だったのに、今回は1〜3番人気になった馬の複勝を買い続けたら、回収率はどうなるのでしょうか。

今回1〜3番人気の馬を、前走の人気で3つに分けて確かめます。期間は2021年6月〜2026年6月の5年で、芝とダートは最後まで分けて分析します。

そのあと、前走の人気で分けた馬に条件を足し、回収率をどこまで上げられるかも試します。

分析には、当サイトの運営者が作ったソフト「競馬AI予想メーカー 馬券シミュレーター」を使っています。

調べた条件

分析期間の結果がたまたまでないかを、その前の3年半(比較期間)でも確かめました。

項目中身
分析期間2021年6月24日〜2026年6月24日(5年)
比較期間2018年1月1日〜2021年6月23日(3年半)
レース中央競馬の芝とダート(障害レースは除く)を別々に集計
買い方今回1〜3番人気の馬の複勝を、1頭100円ずつ
オッズと人気最終オッズ(確定オッズ)を使用

この記事では、前走で7番人気以下だった馬を「前走人気薄」と呼びます。

まずは芝とダートに分けて、1〜3番人気の馬の複勝を買い続けてみた

芝のレースで買い続けた成績

芝のレースで1〜3番人気の馬の複勝を買い続けた分析結果の画面(2021年6月〜2026年6月)
芝のレースで1〜3番人気の馬の複勝を買い続けた分析結果の画面(2021年6月〜2026年6月)
項目芝の1〜3番人気の複勝(分析期間)
買った馬24,891頭(8,297レース)
回収率82.08%
損益(収支)-446,080円

芝の回収率は82.08%でした。

ダートのレースで買い続けた成績

ダートのレースで1〜3番人気の馬の複勝を買い続けた分析結果の画面(2021年6月〜2026年6月)
ダートのレースで1〜3番人気の馬の複勝を買い続けた分析結果の画面(2021年6月〜2026年6月)
項目ダートの1〜3番人気の複勝(分析期間)
買った馬24,993頭(8,331レース)
回収率83.31%
損益(収支)-417,180円

ダートの回収率は83.31%です。

比較期間でも同じくらいだったか

芝もダートも、複勝の回収率はどちらの期間も80%台の前半でした。

芝・ダートと券種回収率(分析期間)回収率(比較期間)買った馬(分析期間)買った馬(比較期間)
芝(複勝)82.08%82.77%24,89117,196
芝(単勝)78.95%80.30%24,89117,196
ダート(複勝)83.31%82.67%24,99317,601
ダート(単勝)78.52%79.52%24,99317,601

JRA(日本中央競馬会)の複勝は、売上の20%を差し引いて払戻に回します(払戻率80%)。

芝もダートも、2つの期間とも単勝より複勝のほうが回収率が高くなりました。そこで、この記事では複勝で比べます。

仮説1:前走7番人気以下だった馬の回収率は、高いのか低いのか?

前走では人気がなかったのに、今回は上位の人気になった馬は、前走の後に評価が大きく変わった馬です。

前走で思わぬ好走をして、注目を集めた馬もいるはずです。こうした馬の複勝は、回収率が高いのでしょうか、低いのでしょうか。

有償版の項目(前走人気)で、今回1〜3番人気の馬を3つに分けて比べました。3つの組は、前走の人気が分かる馬の全体と比べています。前走の無い馬(初出走など)は、この全体に入れていません。

芝を前走の人気で分けると

芝の1〜3番人気の馬の、前走人気ごとの勝率・複勝率・馬の数のグラフ(2021年6月〜2026年6月)
芝の1〜3番人気の馬の、前走人気ごとの勝率・複勝率・馬の数のグラフ(2021年6月〜2026年6月)
前走の人気回収率(分析期間)回収率(比較期間)馬の数(分析期間)馬の数(比較期間)
前走1〜3番人気81.77%82.47%12,7269,098
前走4〜6番人気82.36%82.16%5,7584,008
前走人気薄(7番人気以下)83.38%87.28%3,2242,090
前走の人気が分かる馬の全体82.17%83.05%21,70815,196

分析の結果、芝の前走人気薄の馬は、2つの期間とも全体より回収率が高くなりました。差は、分析期間が1.21%、比較期間が4.23%です。

今回の人気の順位で分けても、同じ傾向かを確かめました。

今回の人気と組回収率(分析期間)回収率(比較期間)馬の数(分析期間)馬の数(比較期間)
今回1番人気・前走人気薄(7番人気以下)82.32%85.97%650377
今回1番人気・前走の人気が分かる馬の全体83.89%82.48%7,2565,072
今回2〜3番人気・前走人気薄(7番人気以下)83.64%87.57%2,5741,713
今回2〜3番人気・前走の人気が分かる馬の全体81.30%83.34%14,45210,124

今回1番人気では、前走人気薄の馬が高い期間と低い期間に分かれています。今回2〜3番人気では、2つの期間とも高くなりました。

ダートを前走の人気で分けると

ダートの1〜3番人気の馬の、前走人気ごとの勝率・複勝率・馬の数のグラフ(2021年6月〜2026年6月)
ダートの1〜3番人気の馬の、前走人気ごとの勝率・複勝率・馬の数のグラフ(2021年6月〜2026年6月)
前走の人気回収率(分析期間)回収率(比較期間)馬の数(分析期間)馬の数(比較期間)
前走1〜3番人気82.40%79.53%13,5929,519
前走4〜6番人気84.57%86.36%6,4004,574
前走人気薄(7番人気以下)86.82%89.60%3,4012,494
前走の人気が分かる馬の全体83.64%82.93%23,39316,587

ダートの前走人気薄の馬は、まとめると2つの期間とも全体を上回りました。差は、分析期間が3.18%、比較期間が6.67%です。

ただ、今回の人気の順位で分けると、傾向が分かれました。

今回の人気と組回収率(分析期間)回収率(比較期間)馬の数(分析期間)馬の数(比較期間)
今回1番人気・前走人気薄(7番人気以下)84.11%80.60%572418
今回1番人気・前走の人気が分かる馬の全体85.34%83.19%7,8135,535
今回2〜3番人気・前走人気薄(7番人気以下)87.37%91.42%2,8292,076
今回2〜3番人気・前走の人気が分かる馬の全体82.78%82.79%15,58011,052

今回1番人気では、前走人気薄の馬が2つの期間とも全体より低くなりました。高くなったのは、今回2〜3番人気の馬です。

前走人気薄から1〜3番人気になった馬の回収率は、芝では全体より高く、ダートでは今回2〜3番人気で高くなりました。

仮説2:前走で3着以内に好走していた馬の回収率は?

前走で好走した馬は、次のレースの回収率が低いと言われます。

そこで、前走人気薄の馬を前走の着順で分け、3着以内と4着以下で比べました。

芝の前走人気薄を前走の着順で分けると

前走の着順(前走人気薄の馬)回収率(分析期間)回収率(比較期間)馬の数(分析期間)馬の数(比較期間)
前走1〜3着80.76%82.94%1,210841
前走4着以下84.89%90.26%2,0131,247
前走人気薄の全体(着順の無い馬を含む)83.38%87.28%3,2242,090

芝は、前走3着以内の馬が、2つの期間とも4着以下の馬より回収率が低くなりました。差は、分析期間が4.13%、比較期間が7.32%です。

今回の人気の順位でも分けて比べました。

今回の人気と前走の着順回収率(分析期間)回収率(比較期間)馬の数(分析期間)馬の数(比較期間)
今回1番人気・前走1〜3着86.28%89.84%274184
今回1番人気・前走4着以下79.44%82.28%376193
今回2〜3番人気・前走1〜3着79.15%81.00%936657
今回2〜3番人気・前走4着以下86.15%91.73%1,6371,054

今回1番人気の馬は、300頭に届かない組があり、数が少なく決められません。今回2〜3番人気の馬では、前走4着以下の馬のほうが高くなりました。

ダートの前走人気薄を前走の着順で分けると

前走の着順(前走人気薄の馬)回収率(分析期間)回収率(比較期間)馬の数(分析期間)馬の数(比較期間)
前走1〜3着81.12%85.75%1,4981,142
前走4着以下91.22%92.99%1,8991,350
前走人気薄の全体(着順の無い馬を含む)86.82%89.60%3,4012,494

ダートも、前走3着以内の馬が、2つの期間とも4着以下の馬より回収率が低くなりました。差は、分析期間が10.10%、比較期間が7.24%です。

今回の人気の順位でも分けて比べました。

今回の人気と前走の着順回収率(分析期間)回収率(比較期間)馬の数(分析期間)馬の数(比較期間)
今回1番人気・前走1〜3着83.69%79.30%371271
今回1番人気・前走4着以下85.30%82.99%200147
今回2〜3番人気・前走1〜3着80.28%87.76%1,127871
今回2〜3番人気・前走4着以下91.92%94.21%1,6991,203

今回1番人気の馬は、300頭に届かない組があり、数が少なく決められません。今回2〜3番人気の馬では、前走4着以下の馬のほうが高くなりました。

ダートの前走4着以下の馬は、2つの期間とも90%を超えています。前走人気薄から1〜3番人気になった馬は、芝もダートも、前走4着以下のほうが前走3着以内より回収率が高くなりました。

どの前走の人気の馬に、条件を足していくか

ここからは、前走の人気の3つから1つを選び、そこに条件を足していきます。

選ぶのは、2つの期間とも全体より高く、どちらの期間も300頭以上いる前走の人気です。芝で当てはまったのは、前走人気薄だけでした。

前走人気を7番人気以下にしたときの馬の数・勝率・複勝率の表(芝・2021年6月〜2026年6月)
前走人気を7番人気以下にしたときの馬の数・勝率・複勝率の表(芝・2021年6月〜2026年6月)

芝の前走人気薄は、回収率は上がりましたが、勝率と複勝率は下がりました。勝率は18.5%、複勝率(複勝が当たった馬の割合)は47.0%で、絞る前は22.1%・52.4%です。当たった複勝の配当が、平均して高くなったことになります。

ダートは、前走4〜6番人気と前走人気薄の2つが当てはまりました。条件を足すほど馬は減るので、馬の多い前走4〜6番人気を選びました。回収率を上げる条件を探すため、前走4〜6番人気の馬に、条件を足していきます。

前走人気を4〜6番人気にしたときの馬の数・勝率・複勝率の表(ダート・2021年6月〜2026年6月)
前走人気を4〜6番人気にしたときの馬の数・勝率・複勝率の表(ダート・2021年6月〜2026年6月)

ダートの前走4〜6番人気は、勝率が19.7%、複勝率が50.9%で、絞る前は22.0%・52.5%です。勝率と複勝率は下がりましたが、回収率は上がりました。

条件は、次の決まりで足します。

  • 区切りを選ぶ:2つの期間とも絞る前より高く、どちらも300頭以上いること
  • 範囲を広げる:隣の区切りを加えても、2つの期間とも絞る前より高いままであること
  • 広げすぎない:広げた範囲に絞る前の馬の9割以上が残るときは、広げる前の区切りだけにすること
  • 条件を足す:2つの期間とも回収率が上がり、どちらも500頭以上残ること

この決まりの流れを、図で示します。

絞り方の決まりの図。区切りを選ぶ・範囲を広げる・広げすぎない・条件を足すの順に上から下へ進み、それぞれの手順の下に決まりを書いた
絞り方の決まりの図。区切りを選ぶ・範囲を広げる・広げすぎない・条件を足すの順に上から下へ進み、それぞれの手順の下に決まりを書いた

芝の前走人気薄の馬に、条件を足していくと

転厩の初戦・前走からの間隔・前走距離・馬齢・枠番・馬体重の順に分析しました。前走の着順は仮説2で分けたので、ここでは使いません。近5走(直近の5走)の複勝率も前走の着順を含むので、使いません。

転厩の初戦は、厩舎(調教師)が替わってから最初のレースのことです。

転厩の初戦・前走からの間隔・前走距離には、決まりに合う区切りはありませんでした。次は、馬齢で試します。

馬齢で絞れるか

馬齢ごとの成績を分析しました。

芝の前走人気薄の馬の、馬齢ごとの勝率・複勝率・馬の数のグラフ(2021年6月〜2026年6月)
芝の前走人気薄の馬の、馬齢ごとの勝率・複勝率・馬の数のグラフ(2021年6月〜2026年6月)
馬齢回収率(分析期間)回収率(比較期間)馬の数(分析期間)馬の数(比較期間)
2歳以下83.11%89.17%392229
3歳84.82%89.55%1,586984
4歳81.99%86.07%637438
5歳82.30%85.34%422283
6歳80.82%78.71%147124
7歳76.39%72.07%3629
8歳以上30.00%60.00%43
絞る前(前走人気薄の馬)83.38%87.28%3,2242,090

分析の結果、2つの期間とも絞る前より高く、300頭以上いたのは3歳でした。隣を順に加えていくと、まとめても2つの期間とも絞る前より高いまま、絞る前の馬の9割以上が残りました。そこで、3歳だけを残しました。

馬齢を3歳にしたときの馬の数・勝率・複勝率の表(芝・2021年6月〜2026年6月)
馬齢を3歳にしたときの馬の数・勝率・複勝率の表(芝・2021年6月〜2026年6月)
絞り方回収率(分析期間)回収率(比較期間)買った馬(分析期間)買った馬(比較期間)
絞る前(前走人気薄の馬)83.38%87.28%3,2242,090
3歳84.82%89.55%1,586984

枠番で絞れるか

枠番は、内枠(1〜4枠)と外枠(5〜8枠)の2つに分けて分析します。

芝の前走人気薄・3歳の馬の、枠番ごとの勝率・複勝率・馬の数のグラフ(2021年6月〜2026年6月)
芝の前走人気薄・3歳の馬の、枠番ごとの勝率・複勝率・馬の数のグラフ(2021年6月〜2026年6月)
枠番回収率(分析期間)回収率(比較期間)馬の数(分析期間)馬の数(比較期間)
内枠(1〜4枠)81.71%88.68%783455
外枠(5〜8枠)87.85%90.30%803529
絞る前(3歳の馬)84.82%89.55%1,586984

分析の結果、外枠が2つの期間とも絞る前より高く、どちらも300頭以上いました。そこで、外枠(5〜8枠)に絞りました。

枠番を5〜8枠にしたときの馬の数・勝率・複勝率の表(芝・2021年6月〜2026年6月)
枠番を5〜8枠にしたときの馬の数・勝率・複勝率の表(芝・2021年6月〜2026年6月)
絞り方回収率(分析期間)回収率(比較期間)買った馬(分析期間)買った馬(比較期間)
絞る前(3歳の馬)84.82%89.55%1,586984
外枠(5〜8枠)87.85%90.30%803529

馬体重でも分析しましたが、2つの期間とも高く300頭以上いる区切りはありませんでした。芝は、3歳・外枠までを条件にします。

ダートの前走4〜6番人気の馬に、条件を足していくと

転厩の初戦・近5走の複勝率・前走からの間隔・前走距離・馬齢・枠番・馬体重・前走着順の順に分析しました。

転厩の初戦で絞れるか

転厩の初戦かどうかで分けた成績を分析しました。

項目と区切り回収率(分析期間)回収率(比較期間)馬の数(分析期間)馬の数(比較期間)
転厩の初戦100.57%95.59%5334
転厩の初戦ではない84.44%86.29%6,3474,540
絞る前(前走4〜6番人気の馬)84.57%86.36%6,4004,574

転厩の初戦の馬は2つの期間とも高いものの、53頭と34頭で300頭に届きません。次は、近5走の複勝率で試します。

近5走の複勝率で絞れるか

近5走の複勝率は、近5走で3着以内に入った割合です。画面では、20〜29%を2000〜2999のように100倍した数で表します。有償版の項目で、近5走の複勝率ごとの成績を分析しました。

ダートの前走4〜6番人気の馬の、近5走の複勝率ごとの勝率・複勝率・馬の数のグラフ(2021年6月〜2026年6月)
ダートの前走4〜6番人気の馬の、近5走の複勝率ごとの勝率・複勝率・馬の数のグラフ(2021年6月〜2026年6月)
近5走の複勝率回収率(分析期間)回収率(比較期間)馬の数(分析期間)馬の数(比較期間)
0〜9%89.28%88.73%1,044701
20〜29%86.59%88.33%1,2451,043
30〜39%84.26%90.64%289236
40〜49%81.70%87.65%1,3391,052
50〜59%83.80%84.03%547347
60〜69%84.86%82.99%1,058689
70〜79%79.32%80.53%7338
80〜89%81.92%77.25%355211
90〜100%80.00%83.23%450257
絞る前(前走4〜6番人気の馬)84.57%86.36%6,4004,574

分析の結果、2つの期間とも絞る前より高く、300頭以上いたのは0〜9%と20〜29%でした。近5走の複勝率が10〜19%の馬はいないので、この2つは隣り合う区切りです。

隣を順に加えていくと、まとめても2つの期間とも絞る前より高いまま、絞る前の馬の9割以上が残りました。そこで、0〜29%に絞ります。

近5走の複勝率を0〜29%にしたときの馬の数・勝率・複勝率の表(ダート・2021年6月〜2026年6月)
近5走の複勝率を0〜29%にしたときの馬の数・勝率・複勝率の表(ダート・2021年6月〜2026年6月)

0〜29%に絞ると、今回のレースの勝率が19.1%、複勝率が48.7%で、絞る前は19.7%・50.9%です。勝率と複勝率は下がりましたが、回収率は上がりました。

絞り方回収率(分析期間)回収率(比較期間)買った馬(分析期間)買った馬(比較期間)
絞る前(前走4〜6番人気の馬)84.57%86.36%6,4004,574
近5走の複勝率0〜29%87.82%88.49%2,2891,744

前走からの間隔と前走距離で絞れるか

前走からの間隔ごとの成績を分析しました。

前走からの間隔回収率(分析期間)回収率(比較期間)馬の数(分析期間)馬の数(比較期間)
6日以下85.50%72.22%209
7〜13日84.00%74.54%160130
14〜27日87.26%87.05%993835
28〜55日87.23%95.46%527390
56〜90日95.95%94.83%388234
91〜181日80.75%77.89%160114
182日以上75.61%93.75%4132
絞る前(近5走の複勝率0〜29%の馬)87.82%88.49%2,2891,744

56〜90日は2つの期間とも高いものの、比較期間は234頭で300頭に届きません。次は、前走距離で試します。

有償版の項目(前走距離)で、前走距離ごとの成績を分析しました。

ダートの前走4〜6番人気・近5走の複勝率0〜29%の馬の、前走距離ごとの勝率・複勝率・馬の数のグラフ(2021年6月〜2026年6月)
ダートの前走4〜6番人気・近5走の複勝率0〜29%の馬の、前走距離ごとの勝率・複勝率・馬の数のグラフ(2021年6月〜2026年6月)
前走距離回収率(分析期間)回収率(比較期間)馬の数(分析期間)馬の数(比較期間)
1200m未満82.58%65.75%9380
1200〜1399m86.61%82.55%463380
1400〜1599m95.12%100.66%363274
1600〜1799m87.91%84.52%468325
1800〜1999m89.81%92.13%696530
2000〜2399m71.83%85.62%164121
2400〜2999m78.10%101.76%4234
絞る前(近5走の複勝率0〜29%の馬)87.82%88.49%2,2891,744

分析の結果、2つの期間とも絞る前より高く、300頭以上いたのは1800〜1999mだけでした。1400〜1599mも高いものの、比較期間は300頭に届きません。

隣を順に加えていくと、まとめても2つの期間とも絞る前より高いまま、絞る前の馬の9割以上が残りました。そこで、前走1800〜1999mに絞りました。

前走距離を1800〜1999mにしたときの馬の数・勝率・複勝率の表(ダート・2021年6月〜2026年6月)
前走距離を1800〜1999mにしたときの馬の数・勝率・複勝率の表(ダート・2021年6月〜2026年6月)
絞り方回収率(分析期間)回収率(比較期間)買った馬(分析期間)買った馬(比較期間)
絞る前(近5走の複勝率0〜29%の馬)87.82%88.49%2,2891,744
前走距離1800〜1999m89.81%92.13%696530

このあと馬齢・枠番・馬体重・前走着順も分析しましたが、2つの期間とも高く300頭以上いる区切りはありませんでした。ダートは、近5走の複勝率0〜29%・前走距離1800〜1999mまでを条件にします。

条件を足すたびに、回収率はどう変わったか

芝

絞り方回収率(分析期間)回収率(比較期間)買った馬(分析期間)買った馬(比較期間)
芝の1〜3番人気(全体)82.08%82.77%24,89117,196
前走人気薄(前走7番人気以下・有償版の項目)83.38%87.28%3,2242,090
3歳84.82%89.55%1,586984
外枠(5〜8枠)87.85%90.30%803529

芝は、前走人気薄に3歳と外枠を足して、比較期間は90.30%、分析期間は87.85%まで上がりました。

ダート

絞り方回収率(分析期間)回収率(比較期間)買った馬(分析期間)買った馬(比較期間)
ダートの1〜3番人気(全体)83.31%82.67%24,99317,601
前走4〜6番人気(有償版の項目)84.57%86.36%6,4004,574
近5走の複勝率0〜29%(有償版の項目)87.82%88.49%2,2891,744
前走距離1800〜1999m(有償版の項目)89.81%92.13%696530

ダートは、前走4〜6番人気に近5走の複勝率と前走距離を足しました。比較期間は92.13%、分析期間は89.81%まで上がっています。

条件を1つ足すごとに、芝もダートも2つの期間とも回収率が上がりました。

年ごとに見ると、どうだったか

最後に絞った買い方を、年ごとに分析しました。2018年〜2021年6月が比較期間、2021年6月からが分析期間です。表の年ごとの行では、馬の数がいちばん多い行でも芝171頭・ダート150頭と少なく、回収率の上下も大きめです。

芝の前走人気薄・3歳・外枠

芝の前走人気薄・3歳・外枠の馬の複勝の、年ごとの回収率を分析した画面(2018年1月〜2021年6月)
芝の前走人気薄・3歳・外枠の馬の複勝の、年ごとの回収率を分析した画面(2018年1月〜2021年6月)
芝の前走人気薄・3歳・外枠の馬の複勝の、年ごとの回収率を分析した画面(2021年6月〜2026年6月)
芝の前走人気薄・3歳・外枠の馬の複勝の、年ごとの回収率を分析した画面(2021年6月〜2026年6月)
年回収率買った馬
2018年105.51%158
2019年79.72%143
2020年85.11%135
2021年(6月まで)88.28%93
2021年(6月から)87.50%80
2022年84.74%154
2023年90.06%154
2024年83.23%158
2025年95.03%171
2026年(6月まで)83.95%86
比較期間の合計90.30%529
芝の1〜3番人気の全体(比較期間)82.77%17,196
分析期間の合計87.85%803
芝の1〜3番人気の全体(分析期間)82.08%24,891

芝で全体を下回ったのは、2019年です。

ダートの前走4〜6番人気・近5走の複勝率0〜29%・前走距離1800〜1999m

ダートの前走4〜6番人気に2つの条件を足した複勝の、年ごとの回収率を分析した画面(2018年1月〜2021年6月)
ダートの前走4〜6番人気に2つの条件を足した複勝の、年ごとの回収率を分析した画面(2018年1月〜2021年6月)
ダートの前走4〜6番人気に2つの条件を足した複勝の、年ごとの回収率を分析した画面(2021年6月〜2026年6月)
ダートの前走4〜6番人気に2つの条件を足した複勝の、年ごとの回収率を分析した画面(2021年6月〜2026年6月)
年回収率買った馬
2018年80.35%141
2019年99.86%139
2020年104.40%150
2021年(6月まで)79.60%100
2021年(6月から)103.04%46
2022年87.61%138
2023年81.74%138
2024年81.85%146
2025年94.23%130
2026年(6月まで)104.08%98
比較期間の合計92.13%530
ダートの1〜3番人気の全体(比較期間)82.67%17,601
分析期間の合計89.81%696
ダートの1〜3番人気の全体(分析期間)83.31%24,993

ダートで全体を下回ったのは、2018年・2021年(6月まで)・2023年・2024年です。

この記事の数字について

比較期間に買ったレースは、芝5,732レース・ダート5,867レースです。回収率は、戻ってきた額の合計÷買った額の合計です(取消などで返ってきた分は除く)。

データは、JRAのレースを当サイトが独自に集計しました。

今回1〜3番人気の回収率を前走の人気で上げるなら、芝とダートを分けて見てみましょう!

前走人気薄から1〜3番人気になった馬の複勝は、芝では2つの期間とも全体より回収率が高くなりました。前走人気薄の中では、前走で4着以下だった馬のほうが、芝もダートも回収率が高くなっています。

ダートの前走人気薄は、今回1番人気の馬では低く、今回2〜3番人気の馬で高くなりました。

芝は前走人気薄に3歳・外枠を足し、分析期間は803頭で87.85%まで上がりました。比較期間は529頭で90.30%です。

ダートは前走4〜6番人気に近5走の複勝率と前走距離を足し、分析期間は696頭で89.81%まで上がりました。比較期間は530頭で92.13%です。

比較期間では、芝もダートも90%を超えました。

ここからは、ご自身の予想の考え方や、当サイトのほかの検証記事の結果も組み合わせてみましょう。回収率をさらに上げる条件を探してみてください。

同じ分析は、馬券シミュレーターの有償版で行えます。ソフトを動かすには、別にレースデータの会員契約(有料)が要ります。

無料版もあるので、まずはダウンロードしてお試しください。

馬券シミュレーターの無料版のダウンロードはこちら>>>

よくある質問

前走で人気がなかった馬が今回1〜3番人気のとき、複勝の回収率は高いですか?

芝は、前走7番人気以下だった馬の回収率が、2つの期間とも全体より高くなりました。2021年6月〜2026年6月は83.38%で、前走の人気が分かる馬の全体は82.17%です。ダートは、今回1番人気の馬で低く、今回2〜3番人気の馬で高くなりました。

前走で人気がなかったのに好走した馬は、今回1〜3番人気のとき回収率が低いですか?

芝もダートも、前走3着以内の馬は4着以下の馬より回収率が低くなりました。対象は、前走7番人気以下で今回1〜3番人気の馬です。2021年6月〜2026年6月の3着以内と4着以下は、芝が80.76%と84.89%です。ダートは81.12%と91.22%でした。

条件を足していくと、1〜3番人気の複勝の回収率はどこまで上がりましたか?

芝は、前走人気薄・3歳・外枠で、2021年6月〜2026年6月は87.85%(803頭)まで上がりました。2018年1月〜2021年6月は90.30%(529頭)です。

ダートの条件は、前走4〜6番人気・近5走の複勝率0〜29%・前走距離1800〜1999mです。2021年6月〜2026年6月は89.81%(696頭)まで上がりました。2018年1月〜2021年6月は92.13%(530頭)です。

この記事では、今回1〜3番人気の馬を選び、前走の人気で分けました。同じレースの馬どうしを別の目で見比べたいときは、当サイトの指数も使えます。

当サイトでは、データ分析を基に、全レース・全馬の指数を毎週無料で公開しています。

よろしければ週末の競馬予想の参考にご覧ください!

中央競馬における指数公開記事 / 全レース無料予想 / その他の検証データはこちら

X(Twitter)もやっています!おかげさまでフォロワー1万人越え!

このサイトの運営者が作ったソフト

競馬AI予想メーカー 馬券シミュレーター
馬券の買い方のルールを組み、過去のレースで回収率と、何レース買ったかを確かめられる Windows 用のソフトです。無料版があります。

ABOUT ME
あぼかど
あぼかど
統計学の知識を基に過去のレースデータを分析し、独自の競馬指数を作成・公開しています。

指数公開から9ヶ月でX(旧twitter)のフォロワー
1 万人超えを達成!!

「深いレースデータ分析」と「高回収率を実現する馬券の買い方」、そして「毎週末全レースの全頭診断」を発信していきます!
記事URLをコピーしました