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競馬のオッズの見方と勝つ確率|1番人気の勝率と、人気別・オッズ帯別の回収率(中央競馬)

KeibaAiNavi
記事タイトル「競馬のオッズの見方と勝つ確率|1番人気の勝率と、人気別・オッズ帯別の回収率(中央競馬)」の文字と、晴れた秋の中央競馬の芝コースで内ラチ沿いに縦長に連なって駆ける競走馬たちを高い位置から見下ろした画像

「単勝オッズの数字は何を表しているのか」「1番人気はどれくらい勝つのか」と気になっている方に向けて、このページでは、中央競馬のデータでオッズと実際の勝率を並べて確かめました。

2021年6月から5年間(16,627レース)の中央競馬(平地・5頭立て以上)では、1番人気の勝率は約3割(芝32.8%・ダート34.1%)で、3着以内に入った割合は約65%(芝64.9%・ダート65.2%)でした。

単勝オッズは払戻率80%をもとに決まるので、80÷オッズが、その馬が勝つ確率の目安になります(2.0倍なら40%)。単勝の回収率は、オッズどおりに勝っていれば80%前後になります。

オッズの帯ごとに目安と実際の勝率を比べると、おおむね合っていました。ただし、単勝1.4倍以下の馬は目安より多く勝ち、単勝100倍以上の馬はオッズが示すほど勝っておらず、単勝で戻った金額も買った金額の半分に届いていませんでした。

この記事は、中央競馬と地方競馬のAIの予想指数をレースの前日に公開している、競馬AIナビの運営者が書いています。当サイトが前日に公開している予想指数はオッズを使わずに計算しているので、指数を使う前提として、人気とオッズが実際の結果をどこまで言い当てているかを確かめておきます。

  • 対象:中央競馬(JRA)の平地のレース(芝・ダート)で、出走した馬が5頭以上のレース
  • 期間:2021年6月から5年間(16,627レース。芝8,296レース・ダート8,331レース)
  • データ:JRA(日本中央競馬会)のレースを、当サイトが独自に集計
  • 人気とオッズ:レース確定時の単勝人気と、締め切りの後に確定した単勝オッズ(最終オッズ)
  • 回収率:その馬券を毎回100円ずつ買ったとして、戻った金額の合計÷買った金額
  • 95%の幅:集計したレースの数から見た、割合のぶれの範囲

競馬のオッズの見方:単勝オッズと人気は何を表す数字か

晴れた秋の中央競馬の競馬場で、スタンド前の芝生に腰を下ろしてレースを待つ来場者たちを後ろから描いた画像

JRAの競馬用語辞典では、オッズは「勝馬投票券が的中した場合の概算払戻率」で、「100円に対する倍率で掲示されている」と説明されています。例えば単勝5.0倍の馬の単勝を100円買い、その馬が1着になれば、払戻金は500円です。

オッズの倍率は「みんなの買った馬券の数で決まります」(JRAの初心者向けの冊子)。JRAのホームページでは、出馬表の単勝オッズは「ほぼリアルタイムの表示」で、オッズの画面で終了したレースを選ぶと「最終オッズ」が表示されます。

この記事でいう人気は、レース確定時の単勝人気、つまり締め切りの後の最終オッズが低い順の並びです。1番人気は、最終オッズがいちばん低い馬です。

単勝は「1着馬を当てる」馬券で、複勝は「出走頭数が8頭以上の場合は3着まで、7頭以下では2着までに入着すれば的中」となる馬券です。複勝のオッズは、2つの数の幅で表示されます。馬券の種類と当たる条件は、馬券の種類と買い方をまとめた記事で説明しています。

単勝オッズを勝つ確率に直す式

明るい木の机の上に、珠を途中まで動かしたそろばんが置かれている画像

JRAの単勝と複勝の払戻率は80%(控除率20%)なので、単勝オッズを確率に変換するときは「80÷オッズ(%)」で計算します。この値は、その馬に集まった票の割合です。票の割合は、たくさんの人の予想を集めた結果なので、オッズが示す勝つ確率の目安として使えます。

  • 2.0倍:80÷2.0=40%
  • 5.0倍:80÷5.0=16%
  • 10倍:80÷10=8%
  • 50倍:80÷50=1.6%
単勝オッズを勝つ確率の目安に直す図。目安は80÷オッズで、2.0倍は40%、5.0倍は16%、10倍は8%、50倍は1.6%
単勝オッズを勝つ確率の目安に直す

この計算で票の割合が出るのは、払戻金の決まり方によるものです。払戻金のもとになる金額は「(W+D/P)×R」という式で決まり、それを勝った馬の馬券の額に応じて分けます。Wは勝った馬の馬券の売上、Dはほかの馬の馬券の売上、Pは勝った馬の数、Rは払戻率です。

勝った馬が1頭なら、単勝のオッズはおおまかに、単勝の売上全体×払戻率÷その馬の単勝の売上です。この式を並べ替えると、その馬に集まった票の割合は、払戻率÷オッズになります。

2021年6月から5年間のレースで、1レースの全部の馬の「80÷オッズ」を足した値を集計し、表にまとめました。

集計した値芝ダート
平均100.6%100.8%
レースの9割が入る範囲96.1〜102.5%96.4〜102.5%

足すとほぼ100%になるのは、80÷オッズがそのレースの票の割合だからです。実際の勝ち方とどこまで合うかは、この後で確かめます。

ただし、JRAが発表した最終オッズは「勝馬が1頭または1組であると想定した概算払戻率」なので、同着のときは、払戻金がオッズどおりにならないことがあります。また、払戻金が100円元返しになるときに10円を上乗せするJRAプラス10では、オッズも上乗せの分を含めて「1.1倍」と表示されるので、1.1倍と表示された馬の中には、式どおりでない馬が入ります。

何点かに分けて買うときの払戻の計算は、何点かに分けて買うときの払戻を計算する記事でご紹介しています。当サイトの予想指数にある「適正複勝オッズ」は、この記事とは逆向きの計算で、3着以内に入る見込みの確率から「指数どおりの確率で、払戻率どおりに売れたときに付くオッズ」を出したものです。詳しくは3着以内に入る見込みを表す指数の解説記事をご覧ください。

1番人気の勝率は約3割:人気別の勝率と3着以内に入った割合

中央競馬の競馬場で、厩務員に引かれて地下馬道から明るいコースへ出ていく競走馬と騎手を斜め後ろから描いた画像

2021年6月から5年間の1番人気の成績を、芝とダートに分けて表にまとめました。

集計した値芝ダート
勝率32.8%(95%の幅は31.8〜33.8%)34.1%(95%の幅は33.1〜35.1%)
3着以内に入った割合64.9%65.2%

1番人気が3着以内に入った割合は勝率の倍近くあり、3回に2回近くになります。単勝と複勝の回収率は、この後の回収率の見出しの中で表にまとめています。

人気が下がるほど、勝率は下がりました。

  • 2番人気:芝20.3%・ダート18.9%
  • 3番人気:芝・ダートとも13.1%
  • 10番人気以下:芝0.9%・ダート0.7%
中央競馬の人気帯ごとの勝率と3着以内に入った割合の棒グラフ(芝とダート)。1番人気の勝率は芝32.8%・ダート34.1%、3着以内に入った割合は芝64.9%・ダート65.2%。10番人気以下の勝率は芝0.9%・ダート0.7%
人気帯ごとの勝率と3着以内に入った割合

2021年6月から1年ずつに分けて(1年目〜5年目)見ても、1番人気の勝率は芝31.9〜33.7%・ダート32.6〜36.3%の間で、大きくは変わりませんでした。

※3着以内に入った割合は、「複勝率」と呼ばれることの多い値ですが、この記事では出走が5〜7頭のレースでも3着以内で数えています。複勝は7頭以下だと2着までなので、複勝で払戻があった割合とは少し違います。

地方競馬の1番人気の勝率は、地方競馬の1番人気の勝率を中央競馬と比べた記事でまとめています。

オッズの示す確率と実際の勝率はどこまで合うか

淡い灰色の机の上に、左右の皿が釣り合った天秤ばかりが置かれている画像

オッズが示す勝つ確率と実際の勝率は、おおむね合っていました。芝とダートのどちらでもずれがはっきり出ていたのは、オッズのいちばん低い帯と、いちばん高い帯の両端だけです。

単勝オッズを9つの帯に分け、帯ごとに「80÷オッズ」の平均(目安)と、実際の勝率を並べました。実際の勝率を目安で割った値(実際÷目安)が1なら、オッズが示すとおりに勝っていたことになります。1より小さければ、オッズが示すほど勝っていなかったことになります。

1.5倍から99倍までの7つの帯では、実際÷目安は芝0.95〜1.04・ダート0.92〜1.08で、おおむね目安どおりでした。例えば単勝3.0〜4.9倍の帯では、目安20.7%に対して、実際の勝率は芝20.9%・ダート20.6%です。

芝とダートのどちらでも、95%の幅まで含めて1から離れていたのは、2つの帯だけでした。

  • 単勝1.4倍以下(頭数は芝355頭・ダート423頭と少なめ):実際÷目安は芝・ダートとも1.12(95%の幅は芝1.04〜1.20・ダート1.05〜1.19)で、目安(芝61.5%・ダート61.8%)より多く勝っていました(実際の勝率は芝68.7%・ダート69.3%)
  • 単勝100倍以上:実際÷目安は芝0.67(95%の幅は0.52〜0.83)・ダート0.62(95%の幅は0.48〜0.77)で、目安の6〜7割ほどしか勝っていませんでした
単勝オッズの9つの帯ごとに、実際の勝率を目安(80÷オッズ)で割った値を芝とダートで並べたグラフ。1がオッズどおり。1.4倍以下は芝・ダートとも1.12、1.5〜99倍の帯は芝0.95〜1.04・ダート0.92〜1.08、100倍以上は芝0.67・ダート0.62。横線は95%の幅
オッズ帯ごとの実際÷目安(1=オッズどおり)

オッズ帯ごとの目安と実際の勝率を、芝とダートに分けて表にまとめました。

単勝オッズ(芝)目安(80÷オッズ)勝率実際÷目安
1.4倍以下61.5%68.7%1.12
1.5〜1.9倍46.6%44.7%0.96
2.0〜2.9倍32.6%32.7%1.00
3.0〜4.9倍20.7%20.9%1.01
5.0〜9.9倍11.6%11.4%0.98
10〜19倍5.7%6.0%1.04
20〜49倍2.64%2.59%0.98
50〜99倍1.17%1.11%0.95
100倍以上0.44%0.30%0.67
単勝オッズ(ダート)目安(80÷オッズ)勝率実際÷目安
1.4倍以下61.8%69.3%1.12
1.5〜1.9倍46.7%46.2%0.99
2.0〜2.9倍32.8%33.3%1.01
3.0〜4.9倍20.7%20.6%1.00
5.0〜9.9倍11.6%11.2%0.96
10〜19倍5.7%6.2%1.08
20〜49倍2.65%2.49%0.94
50〜99倍1.16%1.07%0.92
100倍以上0.43%0.27%0.62

芝とダートの表では、9つの帯をそれぞれ目安と比べているので、比べる回数は合わせて18回になります。比べる回数がこれだけ多いと、本当は目安どおりでも、偶然だけで1から離れて見える帯が出やすくなります。そのため、芝かダートの片方だけで離れている帯は1つずつは取り上げず、芝とダートの両方で離れていた帯だけを、先ほどの箇条書きで取り上げました。

※同着のレース(芝16レース・ダート7レース)では、勝った2頭をどちらも1着として数えています。

人気別・オッズ帯別の単勝・複勝の回収率(単勝は80%を基準に読む)

中央競馬のダートコースで、内ラチ沿いを走り去る競走馬たちを斜め後ろから描いた画像

単勝の払戻率は80%なので、オッズどおりに勝っていれば、単勝の回収率は80%前後になります。集計の結果、多くの帯の単勝の回収率はこの水準に近く、大きく下回ったのは、人気でもオッズでも、いちばん人気のない側の帯でした。

帯の中の馬のオッズがほぼ同じなら、勝ったときの払戻もほぼ同じになります。そのため、オッズで分けた帯では、目安より多く勝った帯ほど回収率は高く、目安ほど勝っていない帯ほど回収率は低くなります。

複勝は1つのレースで3頭(7頭以下は2頭)に払い戻すので、単勝の「80÷オッズ」にあたる目安(オッズどおりなら帯ごとに何%になるか)は、この記事では出していません。そのため、80%と比べるのは単勝の回収率だけで、複勝の回収率は80%と比べずに示しています。

人気で分けると、1番人気から9番人気までの帯は、単勝の回収率が芝73.3〜81.9%・ダート75.3〜80.6%でした。芝とダートのどちらでも、95%の幅まで含めて80%を下回っていたのは、10番人気以下の帯だけです。

  • 芝の単勝の回収率:62.9%(95%の幅は54.9〜70.9%)
  • ダートの単勝の回収率:59.1%(95%の幅は51.0〜67.7%)
人気帯ごとの単勝回収率のグラフ(芝とダート)。80%の線つき。1〜9番人気の帯は芝73.3〜81.9%・ダート75.3〜80.6%、10番人気以下は芝62.9%・ダート59.1%。横線は95%の幅
人気帯ごとの単勝回収率(80%の線=オッズどおりに勝ったとき)

人気帯ごとの勝率と、単勝・複勝の回収率を、芝とダートに分けて表にまとめました。

人気(芝)勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気32.8%78.4%84.4%
2番人気20.3%81.9%83.7%
3番人気13.1%76.5%78.1%
4〜6番人気7.2%76.9%77.9%
7〜9番人気2.9%73.3%71.7%
10番人気以下0.9%62.9%62.8%
全部の馬7.4%71.8%72.3%
人気(ダート)勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気34.1%80.6%85.3%
2番人気18.9%77.2%82.7%
3番人気13.1%77.7%81.9%
4〜6番人気7.2%78.4%77.1%
7〜9番人気2.9%75.3%75.1%
10番人気以下0.7%59.1%60.8%
全部の馬7.1%70.7%72.0%

単勝の回収率の95%の幅は、先ほどの人気帯ごとの単勝回収率のグラフに示しています。

オッズで分けると、1.5〜99倍の7つの帯の単勝の回収率は芝75.2〜82.6%・ダート74.1〜85.9%でした。

単勝オッズ(芝)単勝回収率複勝回収率
1.4倍以下89.7%97.3%
1.5〜1.9倍76.7%87.0%
2.0〜2.9倍80.2%87.0%
3.0〜4.9倍80.5%82.1%
5.0〜9.9倍78.2%78.8%
10〜19倍82.6%80.6%
20〜49倍76.8%75.7%
50〜99倍75.2%69.1%
100倍以上45.8%51.8%
全部の馬71.8%72.3%
単勝オッズ(ダート)単勝回収率複勝回収率
1.4倍以下89.7%98.3%
1.5〜1.9倍79.0%89.0%
2.0〜2.9倍81.2%85.3%
3.0〜4.9倍79.3%83.2%
5.0〜9.9倍76.7%78.0%
10〜19倍85.9%81.7%
20〜49倍74.3%74.6%
50〜99倍74.1%72.8%
100倍以上46.1%51.5%
全部の馬70.7%72.0%

オッズ帯ごとの回収率の表も、帯の数が多く、偶然で離れて見える帯が出やすいため、両端の2つの帯のほかは、1つずつは取り上げていません。両端の帯の単勝の回収率を示します。

  • 単勝100倍以上の帯:芝45.8%(95%の幅は34.6〜56.9%)・ダート46.1%(95%の幅は34.9〜58.3%)
  • 1.4倍以下の帯:芝・ダートとも89.7%(95%の幅は芝83.5〜96.1%・ダート84.1〜95.2%)

単勝オッズが1倍台の帯の複勝には、払戻が110円だった馬が多く、100円元返しのときに10円を上乗せするJRAプラス10の分が入っています。

毎回全部の馬の単勝を100円ずつ買ったとしたときの回収率と、全部の馬のうち約2割(芝20.9%・ダート23.0%)を占める単勝100倍以上の馬を除いて、残りの馬だけで数えた回収率を、表にまとめました。

数えた馬芝ダート
全部の馬71.8%(95%の幅は69.0〜74.7%)70.7%(95%の幅は67.7〜74.1%)
残りの馬78.6%(95%の幅は76.4〜80.9%)78.0%(95%の幅は75.8〜80.4%)

全部の馬では80%を下回り、80%との差の多くは、100倍以上の帯から来ています。

なお、同じ金額ずつではなく、レースの単勝の売上の割合どおりに金額を分けて買った場合(票が多く集まった馬ほど多く買う場合)は、どの馬が勝っても、戻りはほぼ80%になります。この場合、売上の割合が小さい100倍以上の馬にはお金がほとんど回らないので、その帯の低い回収率はほとんど響きません。

次の表は、1番人気の単勝と複勝の回収率です。

回収率芝ダート
単勝78.4%(95%の幅は75.8〜81.1%)80.6%(95%の幅は78.1〜83.3%)
複勝84.4%(95%の幅は83.0〜85.8%)85.3%(95%の幅は83.9〜86.7%)

1番人気の実際÷目安は芝0.99・ダート1.01で、1番人気は、平均で見るとオッズどおりに勝っています。

過剰人気とは:オッズが示すほど勝っていない帯

中央競馬のダートコースで、内ラチ沿いを先に行く馬たちの外から、1頭の競走馬が伸びてくる場面を真横から描いた画像

過剰人気は、オッズが示す確率ほど、実際には勝っていない状態のことです。この記事の物差しで言えば、実際÷目安が1より小さい状態です。

帯で平均して見ると、芝とダートのどちらでもはっきり出ていたのは、単勝100倍以上の帯でした(実際÷目安は芝0.67・ダート0.62)。

人気で分けた10番人気以下では、単勝の回収率は芝・ダートとも80%を下回りました。一方、勝った数で見ると、芝とダートで結果が分かれました。

  • ダート:実際÷目安は0.85(95%の幅は0.76〜0.95)で、目安を下回っていました
  • 芝:実際÷目安は0.97(95%の幅は0.87〜1.07)で、この幅に1が入るため、目安を下回るとまでは言えませんでした

勝った数と回収率で見え方が分かれるのは、どちらで数えるかによって、単勝オッズの高い馬の重みが変わるためです。10番人気以下には、単勝100倍未満の馬と100倍以上の馬が入っています。そのうち100倍以上の馬が占める割合は、頭数で数えると半分を超えますが、それぞれの馬の勝つ見込みの目安を足し合わせて数えると小さくなります。

数え方芝ダート
頭数で数えた割合55.7%59.9%
勝つ見込みの目安を足して数えた割合25.3%29.9%

そのため、勝った数で比べる実際÷目安では、100倍以上の馬の重みは3割以下にとどまります。一方、回収率は1頭ずつ同じ100円で数えるので、目安ほど勝っていない100倍以上の馬の分が大きく効きます。

1番人気は、平均ではオッズどおりに勝っていて(実際÷目安は芝0.99・ダート1.01)、過剰人気とは言えませんでした。

当サイトが前日に公開している期待値指数は、前日の時点で分かる情報で計算し、当日の馬体重・当日のオッズ・当日の馬場は使っていません(オッズを使っていません)。指数の見込みと、前日の時点で見込まれる人気とのずれを、1頭ずつ、レースの中で比べる値です。読み方は人気とのずれを表す期待値指数の解説記事でご紹介しています。

よくある質問

中央競馬の芝コースで、発走を待って輪になって歩く競走馬と騎手たちを横から描いた画像

単勝オッズから勝つ確率の目安はどう出しますか?

80÷単勝オッズ(%)で出します。JRAの単勝の払戻率が80%なので、80をオッズで割った値が、おおまかに、その馬に集まった票の割合になります。この割合を、勝つ確率の目安として使います。例えば2.0倍なら40%、10倍なら8%です。

1番人気の勝率はどれくらいですか?

2021年6月から5年間の中央競馬(平地・5頭立て以上・16,627レース)では、1番人気の勝率は芝32.8%(95%の幅は31.8〜33.8%)・ダート34.1%(95%の幅は33.1〜35.1%)で、約3割でした。

1番人気の単勝の回収率はどれくらいですか?

2021年6月から5年間の中央競馬(平地・5頭立て以上・16,627レース)で、1番人気の単勝を毎回100円ずつ買ったとすると、回収率は芝78.4%(95%の幅は75.8〜81.1%)・ダート80.6%(95%の幅は78.1〜83.3%)でした。複勝では芝84.4%(95%の幅は83.0〜85.8%)・ダート85.3%(95%の幅は83.9〜86.7%)でした。

1番人気の複勝率(3着以内に入る割合)はどれくらいですか?

2021年6月から5年間の中央競馬(平地・5頭立て以上・16,627レース)では、1番人気が3着以内に入った割合は芝64.9%(95%の幅は63.8〜65.9%)・ダート65.2%(95%の幅は64.2〜66.2%)で、約65%でした。出走が5〜7頭のレースでも3着以内で数えた値です。

オッズを確率に直す物差しを持って、予想指数を使ってみましょう!

この記事の要点をまとめます。

  • 単勝オッズは払戻率80%をもとに決まり、80÷オッズが勝つ確率の目安になる
  • 中央競馬の1番人気の勝率は、2021年6月から5年間(16,627レース)で芝32.8%・ダート34.1%、3着以内に入った割合は約65%だった
  • オッズの帯ごとの目安と実際の勝率はおおむね合い、単勝1.4倍以下は目安より多く勝ち、100倍以上は目安ほど勝っていなかった
  • 単勝の回収率は、オッズどおりに勝っていれば80%前後になるが、目安ほど勝っていなかった最も高いオッズの帯では、戻った金額が買った金額の半分に届かなかった
  • 2021年6月から5年間で、全部の馬の単勝を同じ金額ずつ買ったとすると、回収率は芝71.8%・ダート70.7%で、80%との差の多くは100倍以上の帯から来ていた
  • 当サイトの期待値指数では、指数の見込みと、前日の時点で見込まれる人気とのずれを1頭ずつ比べている

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