雨の日に人気馬の複勝を買い続けたら?|芝とダートで回収率を確かめた

雨の日に人気馬の複勝を買い続けたら、回収率はどうなるのでしょうか。
人気馬として1〜3番人気の馬を選び、その複勝で確かめます。雨の日を休んだときと、雨の日だけ買ったときを、すべてのレースで買った成績と比べます。期間は2021年6月〜2026年6月の5年で、芝とダートは最後まで分けて分析します。
分析には、当サイトの運営者が作ったソフト「競馬AI予想メーカー 馬券シミュレーター」を使っています。
そのあと、雨の日のレースの馬に条件を足し、回収率をどこまで上げられるかも試します。
調べた条件
分析期間の結果がたまたまでないかを、その前の4年半(比較期間)でも確かめました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 分析期間 | 2021年6月24日〜2026年6月24日(5年) |
| 比較期間 | 2017年1月5日〜2021年6月23日(4年半) |
| レース | 中央競馬の芝とダート(障害レースは除く)を別々に集計 |
| 買い方 | 1〜3番人気の馬の複勝を、1頭100円ずつ |
| 雨の日 | レースの時点の馬場状態(良から不良までの4段階)が、重か不良のレース |
| オッズと人気 | 最終オッズ(確定オッズ)を使用 |
まずは芝とダートに分けて、1〜3番人気の馬の複勝を買い続けてみた
最初に、分析期間の芝のレースとダートのレースで、1〜3番人気の馬の複勝を買い続けた成績を見ます。複勝は、選んだ馬が3着以内(出走が5〜7頭なら2着以内)に入れば当たる馬券です。
芝のレースで買い続けた成績

| 項目 | 芝の1〜3番人気の複勝(分析期間) |
|---|---|
| 買った馬 | 24,891頭(8,297レース) |
| 回収率 | 82.08% |
| 当たった馬の割合(複勝率) | 52.38%(13,037頭) |
| 損益(収支) | -446,080円 |
芝の1〜3番人気の複勝は、買った馬の半分ほどが当たり、回収率は82.08%でした。
ダートのレースで買い続けた成績

| 項目 | ダートの1〜3番人気の複勝(分析期間) |
|---|---|
| 買った馬 | 24,993頭(8,331レース) |
| 回収率 | 83.31% |
| 当たった馬の割合 | 52.45%(13,109頭) |
| 損益(収支) | -417,180円 |
ダートも、当たった馬は半分ほどで、回収率は83.31%でした。
比較期間でも、芝とダートの回収率は同じくらいだったか
| 芝・ダート | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 買った馬(分析期間) | 買った馬(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 芝 | 82.08% | 82.73% | 24,891頭 | 22,218頭 |
| ダート | 83.31% | 82.51% | 24,993頭 | 22,566頭 |
JRA(日本中央競馬会)の複勝は、売上の20%が差し引かれてから払戻に回ります(払戻率80%)。芝もダートも、どちらの期間も回収率は82〜83%台で、払戻率の80%を少し上回りました。
良から不良まで、芝とダートで回収率は違うのか
馬場状態は、コースが水を含んだ度合いを、良・稍重(ややおも)・重・不良の4段階で表したものです。雨で馬場が水を含むと、芝は時計(走破タイム)がかかり、ダートは締まって時計が速くなると言われます。
芝とダートで時計の出方が違うなら、人気馬の回収率も違うかもしれません。そこで、芝とダートを馬場状態ごとに分けて分析しました。

| 芝の馬場 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | レース数(分析期間) | レース数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 良 | 82.52% | 82.52% | 6,593 | 5,658 |
| 稍重 | 80.79% | 83.54% | 1,210 | 1,136 |
| 重 | 80.74% | 84.17% | 421 | 465 |
| 不良 | 71.51% | 79.93% | 73 | 147 |
| 芝全体 | 82.08% | 82.73% | 8,297 | 7,406 |
芝は不良だけが、2つの期間とも芝全体より低くなりました。ただ、分析期間は73レース(買った馬は219頭)と少なめです。
| ダートの馬場 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | レース数(分析期間) | レース数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 良 | 82.96% | 82.57% | 5,478 | 4,472 |
| 稍重 | 84.88% | 82.34% | 1,577 | 1,642 |
| 重 | 83.08% | 80.88% | 867 | 841 |
| 不良 | 82.34% | 84.93% | 409 | 567 |
| ダート全体 | 83.31% | 82.51% | 8,331 | 7,522 |
ダートは重だけが、2つの期間ともダート全体より低くなりました。差は、分析期間が0.23%とわずかで、比較期間が1.63%です。
ほかの馬場状態は、芝もダートも、全体より高い期間と低い期間に分かれました。
では、重と不良を合わせた雨の日を休むと、回収率は上がるのでしょうか。
仮説1:雨の日を休めば、芝でもダートでも回収率が上がるのでは?
「雨の日は荒れるから、人気馬は信用しにくい」とよく聞きます。それが本当なら、雨の日を休むだけで回収率は上がるはずです。
そこで、芝とダートのそれぞれで、雨の日のレースを買わずに、良と稍重のレースだけで買い続けました。
芝で雨の日を休んだ成績

芝は82.25%でした。
ダートで雨の日を休んだ成績

ダートは83.39%でした。
雨の日を休むと、すべてのレースより上がったか
| 買い方 | 分析期間 | 比較期間 |
|---|---|---|
| 芝のすべてのレース | 82.08%(24,891頭) | 82.73%(22,218頭) |
| 芝で雨の日を休む | 82.25%(23,409頭) | 82.69%(20,382頭) |
| ダートのすべてのレース | 83.31%(24,993頭) | 82.51%(22,566頭) |
| ダートで雨の日を休む | 83.39%(21,165頭) | 82.51%(18,342頭) |
すべてのレースと比べると、芝は分析期間で0.17%高く、比較期間で0.04%低くなりました。ダートは分析期間で0.08%高く、比較期間は差がありません。差は、どれも1%未満です。
芝もダートも、雨の日を休んでも、回収率はすべてのレースとほぼ同じでした。
仮説2:雨の日だけ買うと、芝でもダートでも回収率が下がるのでは?
雨の日のレースは数が少ないので、休んでも全体の回収率は動きにくくなります。そこで、芝とダートのそれぞれで、雨の日のレースだけで買い続けました。
芝の雨の日だけ買った成績

芝の雨の日だけ買うと、分析期間の回収率は79.37%で、80%を下回りました。
ダートの雨の日だけ買った成績

ダートの雨の日だけ買っても、回収率は82%台でした。
雨の日だけ買うと、すべてのレースより下がったか
| 買い方 | 分析期間 | 比較期間 |
|---|---|---|
| 芝のすべてのレース | 82.08%(24,891頭) | 82.73%(22,218頭) |
| 芝の雨の日だけ | 79.37%(1,482頭) | 83.15%(1,836頭) |
| ダートのすべてのレース | 83.31%(24,993頭) | 82.51%(22,566頭) |
| ダートの雨の日だけ | 82.84%(3,828頭) | 82.51%(4,224頭) |
すべてのレースと比べると、芝は分析期間で2.71%低く、比較期間で0.42%高くなりました。ダートは分析期間で0.47%低く、比較期間は差がありません。
「雨の日は荒れる」が本当かを見るため、当たった馬の割合も比べました。
| 買い方 | 当たった馬の割合(分析期間) | 当たった馬の割合(比較期間) |
|---|---|---|
| 芝のすべてのレース | 52.38% | 52.62% |
| 芝の雨の日だけ | 47.91% | 50.60% |
| ダートのすべてのレース | 52.45% | 51.85% |
| ダートの雨の日だけ | 52.32% | 51.21% |
芝の雨の日だけは、すべてのレースより、当たった馬の割合が分析期間で4.47%、比較期間で2.02%低くなりました。人気馬の複勝が、どちらの期間も当たりにくくなっています。それでも、回収率がそろって下がったわけではありません。どちらの期間も、当たった馬の複勝の配当が、平均して高くなったことになります。
ダートの雨の日は、当たった馬の割合の差も1%未満です。
芝もダートも、雨の日だけ買っても、回収率が2つの期間そろってすべてのレースより下がることはありませんでした。
次のグラフは、3つの買い方の回収率を、芝とダートに分けて比べたものです。

雨の日だけ買った芝は期間で高低が分かれ、ほかの買い方はすべてのレースと同じくらいの回収率でした。
次は、雨の日のレースに絞ったうえで、条件を足していきます。
仮説3:雨の日でも、若い馬なら回収率が上がるのでは?
ここからは、雨の日のレースの1〜3番人気の馬に、条件を足していきます。条件は、次の決まりで足します。
- 区切りを選ぶ:2つの期間とも絞る前より高く、どちらも300頭以上いること
- 範囲を広げる:隣の区切りを加えても、2つの期間とも絞る前より高いままであること
- 条件を足す:2つの期間とも、絞る前より回収率が上がること
この決まりの流れを、図で示します。

300頭に届かない区切りは、数が少なく、たまたま高く出ることがあります。
芝の雨の日を馬齢で分けると
芝の雨の日の1〜3番人気の馬を、馬齢ごとに分けました。

| 馬齢 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 80.53% | 87.35% | 282 | 450 |
| 3歳 | 80.95% | 81.45% | 700 | 736 |
| 4歳 | 72.71% | 86.68% | 313 | 368 |
| 5歳 | 81.54% | 74.28% | 136 | 210 |
| 6歳 | 90.54% | 88.68% | 37 | 61 |
| 7歳 | 70.90% | 34.00% | 11 | 10 |
| 8歳以上 | 90.00% | 160.00% | 3 | 1 |
| 芝の雨の日だけ(絞る前) | 79.37% | 83.15% | 1,482 | 1,836 |
芝の馬齢には、2つの期間とも絞る前より高く、300頭以上いる区切りがありませんでした。
| 馬齢 | 結果 |
|---|---|
| 2歳 | 2つの期間とも絞る前を上回りましたが、分析期間は282頭で、300頭に届きません |
| 3歳と4歳 | 絞る前より高い期間と低い期間に分かれました |
| 5歳以上 | 2つの期間とも300頭に届きません |
雨の日の芝は、回収率が2つの期間とも上がる馬齢がどれも分析期間で300頭に届かず、枠番の分析へ進みます。
ダートの雨の日を馬齢で分けると
ダートも、雨の日の1〜3番人気の馬を馬齢ごとに分けました。

| 馬齢 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 88.51% | 80.54% | 405 | 462 |
| 3歳 | 84.88% | 83.64% | 2,201 | 2,282 |
| 4歳 | 77.68% | 80.48% | 847 | 935 |
| 5歳 | 76.17% | 83.49% | 280 | 406 |
| 6歳 | 77.73% | 82.70% | 75 | 111 |
| 7歳 | 70.00% | 73.33% | 13 | 24 |
| 8歳以上 | 81.42% | 90.00% | 7 | 4 |
| ダートの雨の日だけ(絞る前) | 82.84% | 82.51% | 3,828 | 4,224 |
ダートの馬齢で、2つの期間とも絞る前より高く、300頭以上いたのは3歳だけでした。
| 馬齢 | 結果 |
|---|---|
| 2歳 | 分析期間だけ上回りました |
| 4歳 | 2つの期間とも絞る前を下回りました |
| 5歳 | 比較期間だけ上回りましたが、分析期間は300頭に届きません |
| 6歳以上 | 2つの期間とも300頭に届きません |
そこで、3歳に隣の区切りを1つずつ加えました。
- 2歳と4歳は、どちらを3歳に加えても、2つの期間とも絞る前を上回ります
- 馬の数が多い4歳を先に加えました
- さらに2歳か5歳を加えると、どちらかの期間で絞る前を下回るので、3〜4歳で止めました

3〜4歳に絞った成績です。

| 絞り方 | 分析期間 | 比較期間 |
|---|---|---|
| ダートの雨の日だけ | 82.84%(3,828頭) | 82.51%(4,224頭) |
| +馬齢3〜4歳 | 82.89%(3,048頭) | 82.72%(3,217頭) |
上がり方は、分析期間が0.05%、比較期間が0.21%で、どちらもわずかです。
決まりどおり3〜4歳を残して、枠番の分析へ進みます。雨の日のダートは、3〜4歳に絞ると回収率が2つの期間ともわずかに上がりました。
仮説4:雨の日の芝は内枠、ダートは外枠なら回収率が上がるのでは?
一般に、コースや馬場による有利・不利(トラックバイアス)として、芝は内枠、ダートは外枠が有利と言われます。
この言い方が雨の日にも当てはまるかを、枠番ごとに分けて分析しました。1枠がいちばん内側、8枠がいちばん外側です。
雨の日の芝は、1枠ずつに分けると、どの枠も300頭に届きません。仮説4は内と外の違いを見るので、芝もダートも1〜4枠を内枠、5〜8枠を外枠として比べます。
芝は内枠なら上がるのか
芝の雨の日の1〜3番人気の馬を、枠番ごとに分けて分析しました。

| 枠番 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 90.13% | 81.48% | 149 | 175 |
| 2枠 | 66.72% | 86.52% | 165 | 207 |
| 3枠 | 75.08% | 81.26% | 171 | 213 |
| 4枠 | 76.90% | 75.27% | 168 | 216 |
| 5枠 | 73.67% | 89.95% | 196 | 245 |
| 6枠 | 83.67% | 88.39% | 185 | 218 |
| 7枠 | 87.00% | 79.00% | 227 | 272 |
| 8枠 | 80.36% | 83.20% | 221 | 290 |
| 内枠(1〜4枠) | 76.88% | 81.06% | 653 | 811 |
| 外枠(5〜8枠) | 81.34% | 84.81% | 829 | 1,025 |
| 芝の雨の日だけ(絞る前) | 79.37% | 83.15% | 1,482 | 1,836 |
分析の結果、内枠は2つの期間とも絞る前を下回り、外枠は2つの期間とも上回っています。そこで、芝は外枠(5〜8枠)に絞りました。

芝の外枠の馬は、複勝率は上がりましたが、勝率は下がりました。勝率は18.5%で、絞る前は19.1%です。
外枠に絞った成績です。

| 絞り方 | 分析期間 | 比較期間 |
|---|---|---|
| 芝の雨の日だけ | 79.37%(1,482頭) | 83.15%(1,836頭) |
| +内枠(1〜4枠) | 76.88%(653頭) | 81.06%(811頭) |
| +外枠(5〜8枠) | 81.34%(829頭) | 84.81%(1,025頭) |
外枠に絞ると、回収率は分析期間で1.97%、比較期間で1.66%上がりました。
芝では、内枠ではなく外枠に絞ると、回収率が上がりました。
ダートは外枠なら上がるのか
ダートは、雨の日の3〜4歳まで絞った馬を、枠番ごとに分けています。

| 枠番 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 84.68% | 82.01% | 267 | 308 |
| 2枠 | 85.67% | 77.94% | 305 | 369 |
| 3枠 | 84.16% | 83.66% | 336 | 368 |
| 4枠 | 81.93% | 87.69% | 361 | 407 |
| 5枠 | 78.23% | 81.75% | 424 | 434 |
| 6枠 | 85.71% | 87.46% | 441 | 415 |
| 7枠 | 75.71% | 77.96% | 450 | 438 |
| 8枠 | 88.36% | 83.03% | 464 | 478 |
| 内枠(1〜4枠) | 84.00% | 82.99% | 1,269 | 1,452 |
| 外枠(5〜8枠) | 82.09% | 82.50% | 1,779 | 1,765 |
| 3〜4歳(絞る前) | 82.89% | 82.72% | 3,048 | 3,217 |
分析の結果、3〜4歳のダートでは、外枠は2つの期間とも絞る前を下回り、内枠は2つの期間とも上回りました。
1枠ずつ見ると、3枠・6枠・8枠は2つの期間とも絞る前を上回っています。外枠には、2つの期間とも下回る5枠と7枠が入るため、外枠をまとめると絞る前を下回りました。
そこで、ダートは内枠(1〜4枠)に絞りました。

内枠に絞った成績です。

内枠に絞った回収率は84.00%で、ダートの絞り方の中でいちばん高くなりました。
| 絞り方 | 分析期間 | 比較期間 |
|---|---|---|
| ダートの雨の日・3〜4歳(絞る前) | 82.89%(3,048頭) | 82.72%(3,217頭) |
| +内枠(1〜4枠) | 84.00%(1,269頭) | 82.99%(1,452頭) |
| +外枠(5〜8枠) | 82.09%(1,779頭) | 82.50%(1,765頭) |
内枠に絞ると、回収率は分析期間で1.11%、比較期間で0.27%上がりました。上がり方は、2つの期間とも芝の外枠より小さくなっています。
ダートの3〜4歳では、外枠ではなく内枠に絞ると、回収率が少し上がりました。
雨の日に高かった枠は、芝とダートでどう違ったか
雨の日に回収率が高かった枠をまとめます。
| 芝・ダート | 高かった枠 |
|---|---|
| 芝 | 外枠(5〜8枠)が、2つの期間とも内枠より高くなりました |
| ダート | 3〜4歳に絞った馬では、内枠(1〜4枠)が、2つの期間とも外枠より高くなりました |
内と外の2つに分けると、どちらも、ふだん有利と言われる枠とは反対の側です。
トラックバイアスの解説記事では、馬場が悪くなるほど芝は外枠が好成績になると説明しています。ダートは、馬場が悪くなるにつれて内枠が好成績になり、不良では内外の差がなくなるとしています。
芝の外枠も、3〜4歳のダートの内枠も、この説明と同じ側でした。雨の日は、芝は内枠ではなく外枠に絞ると回収率が上がり、3〜4歳のダートは外枠ではなく内枠に絞ると少し上がっています。
仮説5:雨の日でも、前走から日が浅い馬なら回収率が上がるのでは?
前のレースから何日あいたか(前走間隔)で分けて、分析しました。
芝の外枠の馬を前走間隔で分けると
芝の雨の日の1〜3番人気・外枠の馬を、前走間隔ごとに分けました。

芝は、前走の記録がある馬(736頭・873頭)と比べます。
| 前走間隔 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 6日以下 | 170.00% | 0.00% | 6 | 2 |
| 7〜13日 | 77.43% | 89.64% | 39 | 28 |
| 14〜27日 | 79.30% | 86.71% | 230 | 265 |
| 28〜55日 | 86.23% | 81.34% | 186 | 260 |
| 56〜90日 | 78.31% | 91.79% | 172 | 195 |
| 91〜181日 | 76.50% | 74.08% | 83 | 98 |
| 182日以上 | 75.00% | 75.20% | 20 | 25 |
| 前走の記録がある馬 | 81.03% | 84.40% | 736 | 873 |
| 前走の記録が無い馬 | 83.76% | 87.17% | 93 | 152 |
| 外枠の馬全体(絞る前) | 81.34% | 84.81% | 829 | 1,025 |
芝の外枠を前走間隔で分けると、どの区切りも、2つの期間とも300頭未満でした。
雨の日の芝の外枠は、前走から日が浅い馬では、回収率が2つの期間とも上がる区切りがなく、外枠までを条件にします。
ダートの3〜4歳・内枠の馬を前走間隔で分けると
ダートも、雨の日の1〜3番人気・3〜4歳・内枠の馬を、前走間隔ごとに分けました。

| 前走間隔 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 6日以下 | 58.00% | 77.00% | 5 | 10 |
| 7〜13日 | 77.47% | 100.84% | 87 | 95 |
| 14〜27日 | 78.11% | 85.00% | 509 | 666 |
| 28〜55日 | 90.07% | 78.34% | 277 | 296 |
| 56〜90日 | 93.94% | 88.67% | 223 | 188 |
| 91〜181日 | 85.12% | 65.57% | 125 | 131 |
| 182日以上 | 85.00% | 97.02% | 30 | 37 |
| 内枠の馬全体(絞る前) | 84.00% | 82.99% | 1,269 | 1,452 |
ダートの前走間隔で300頭以上いたのは14〜27日だけで、上回ったのは比較期間だけです。2つの期間とも上回った56〜90日と182日以上は、どちらも300頭に届きません。
雨の日のダートは、前走から日が浅い馬では、回収率が2つの期間とも上がる区切りがなく、3〜4歳・内枠までを条件にします。
条件を足すたびに、回収率はどう変わったか
次のグラフは、雨の日の絞り方ごとの回収率を、すべてのレースとあわせて比べたものです。

| 芝の絞り方 | 分析期間 | 比較期間 |
|---|---|---|
| (参考)芝のすべてのレース | 82.08%(24,891頭) | 82.73%(22,218頭) |
| 芝の雨の日だけ | 79.37%(1,482頭) | 83.15%(1,836頭) |
| +外枠(5〜8枠) | 81.34%(829頭) | 84.81%(1,025頭) |
芝で残した条件は、外枠の1つだけです。すべてのレースと比べると、分析期間で0.74%低く、比較期間で2.08%高くなりました。
| ダートの絞り方 | 分析期間 | 比較期間 |
|---|---|---|
| (参考)ダートのすべてのレース | 83.31%(24,993頭) | 82.51%(22,566頭) |
| ダートの雨の日だけ | 82.84%(3,828頭) | 82.51%(4,224頭) |
| +馬齢3〜4歳 | 82.89%(3,048頭) | 82.72%(3,217頭) |
| +内枠(1〜4枠) | 84.00%(1,269頭) | 82.99%(1,452頭) |
ダートで残した条件は、馬齢と枠番の2つです。すべてのレースと比べると、分析期間で0.69%、比較期間で0.48%高く、差は1%未満です。
年ごとに見ると、どうだったか
条件を足し終えた買い方を、年ごとに分けて見ます。2017年〜2021年6月が比較期間、2021年6月からが分析期間です。
芝の雨の日・外枠


| 年 | 回収率 | 買った馬 |
|---|---|---|
| 2017年 | 76.73% | 217 |
| 2018年 | 90.53% | 132 |
| 2019年 | 81.13% | 194 |
| 2020年 | 87.26% | 332 |
| 2021年(6月まで) | 90.80% | 150 |
| 2021年(6月から) | 80.63% | 64 |
| 2022年 | 75.32% | 124 |
| 2023年 | 83.37% | 303 |
| 2024年 | 81.49% | 194 |
| 2025年 | 83.70% | 135 |
| 2026年(6月まで) | 62.22% | 9 |
| 比較期間の合計 | 84.81% | 1,025 |
| 分析期間の合計 | 81.34% | 829 |
ダートの雨の日・3〜4歳・内枠


| 年 | 回収率 | 買った馬 |
|---|---|---|
| 2017年 | 78.13% | 272 |
| 2018年 | 79.75% | 280 |
| 2019年 | 86.76% | 256 |
| 2020年 | 83.35% | 400 |
| 2021年(6月まで) | 87.58% | 244 |
| 2021年(6月から) | 97.96% | 108 |
| 2022年 | 77.76% | 263 |
| 2023年 | 84.86% | 352 |
| 2024年 | 82.75% | 207 |
| 2025年 | 81.98% | 227 |
| 2026年(6月まで) | 88.93% | 112 |
| 比較期間の合計 | 82.99% | 1,452 |
| 分析期間の合計 | 84.00% | 1,269 |
表の年ごとの行では、馬の数がいちばん多い行でも芝332頭・ダート400頭と少なく、回収率の上下も大きめです。ダートは2019年から、2022年を除くどの年も80%を超えています。
この記事の数字について
回収率は、戻ってきた額の合計÷買った額の合計です(取消などで返ってきた分は除く)。
データは、JRAのレースを当サイトが独自に集計しました。
雨の日は、芝とダートを分けて見てみましょう!
雨の日だけ買うより、芝は外枠、ダートは3〜4歳の内枠に絞ると回収率が上がりました。雨の日だけ買うと、芝は期間で高低が分かれ、ダートはすべてのレースとほぼ同じでした。
芝の雨の日だけ買うと、すべてのレースより、分析期間は2.71%低く、比較期間は0.42%高くなっています。当たりにくい一方、当たったときの配当は平均して高くなりました。
すべてのレースと比べると、芝の外枠は期間で高低が分かれ、ダートの3〜4歳・内枠は2つの期間ともほぼ同じでした。
ここからは、ご自身の予想の考え方や、当サイトのほかの検証記事の結果も組み合わせてみましょう。回収率をさらに上げる条件を探してみてください。
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よくある質問
雨の日を休むと、人気馬の複勝の回収率は変わりますか?
1〜3番人気の馬の複勝は、雨の日を休んでも、芝とダートの両方で回収率がほぼ変わりませんでした。2021年6月〜2026年6月では、芝は82.08%から82.25%、ダートは83.31%から83.39%になりました。2017年1月〜2021年6月でも、差は1%未満です。
雨の日の芝とダートで、人気馬の複勝の回収率は違いますか?
雨の日だけ買ったときに、芝とダートのどちらが高いかは、2つの期間で入れ替わりました。2021年6月〜2026年6月は芝79.37%・ダート82.84%でした。2017年1月〜2021年6月は芝83.15%・ダート82.51%です。芝の雨の日は、当たった馬の割合が2つの期間とも低い一方、当たったときの配当は平均して高くなりました。
雨の日の芝とダートで、内枠と外枠ではどちらの回収率が高かったですか?
芝の雨の日は、外枠(5〜8枠)のほうが2つの期間とも高くなりました。2021年6月〜2026年6月は外枠81.34%・内枠76.88%でした。2017年1月〜2021年6月は外枠84.81%・内枠81.06%です。
ダートの雨の日は、3〜4歳に絞ると、内枠(1〜4枠)のほうが2つの期間とも高くなりました。2021年6月〜2026年6月は内枠84.00%・外枠82.09%でした。2017年1月〜2021年6月は内枠82.99%・外枠82.50%です。
この記事では、買う馬を1〜3番人気から選びました。雨の日のレースの馬を、芝は枠番、ダートは馬齢と枠番で絞っています。同じレースの馬どうしを別の目で見比べたいときは、当サイトの指数も使えます。
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