少頭数で人気馬の複勝を買うと回収率は上がる?|芝とダートで確かめた

頭数が少ないレースで人気馬の複勝を買うと、当たりやすく、回収率も上がるのでしょうか。
1〜3番人気の馬の複勝を、レースの頭数で3つに分けて確かめます。期間は2021年6月〜2026年6月の5年で、芝とダートは最後まで分けて分析します。見るのは、当たった馬の割合と回収率の2つです。
分析には、当サイトの運営者が作ったソフト「競馬AI予想メーカー 馬券シミュレーター」を使っています。
そのあと、頭数で分けたレースに条件を足し、回収率をどこまで上げられるかも試します。
調べた条件
分析期間の結果がたまたまでないかを、その前の3年半(比較期間)でも確かめました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 分析期間 | 2021年6月24日〜2026年6月24日(5年) |
| 比較期間 | 2018年1月1日〜2021年6月23日(3年半) |
| レース | 中央競馬の芝とダート(障害レースは除く)を別々に集計 |
| 買い方 | 今回の1〜3番人気の馬の複勝を、1頭100円ずつ |
| 頭数 | 馬券を発売したときの頭数(9頭以下・10〜13頭・14頭以上の3つ) |
| オッズと人気 | 最終オッズ(確定オッズ)を使用 |
まずは芝とダートに分けて、1〜3番人気の馬の複勝を買い続けてみた
芝のレースで買い続けた成績

| 項目 | 芝の1〜3番人気の複勝(分析期間) |
|---|---|
| 買った馬 | 24,891頭(8,297レース) |
| 回収率 | 82.08% |
| 損益(収支) | -446,080円 |
芝の1〜3番人気の複勝は、回収率が82.08%でした。
ダートのレースで買い続けた成績

| 項目 | ダートの1〜3番人気の複勝(分析期間) |
|---|---|
| 買った馬 | 24,993頭(8,331レース) |
| 回収率 | 83.31% |
| 損益(収支) | -417,180円 |
ダートの回収率は83.31%です。
比較期間でも同じくらいだったか
芝もダートも、どちらの期間も回収率は82〜83%台でした。
| 芝・ダート | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 買った馬(分析期間) | 買った馬(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 芝 | 82.08% | 82.77% | 24,891 | 17,196 |
| ダート | 83.31% | 82.67% | 24,993 | 17,601 |
JRA(日本中央競馬会)は、複勝の売上の20%を差し引いて払戻に回します(払戻率80%)。芝もダートも、回収率は払戻率の80%を少し上回っています。
仮説1:少頭数(9頭以下)のレースなら、人気馬の回収率は高いのでは?
「少頭数のレースは堅い」とよく聞きます。頭数が少ないと、人気馬が上位に来やすいという意味です。
当サイトの地方競馬の記事でも、頭数が少ないほど、1番人気の勝つ割合は高くなりました。
そこで、1〜3番人気の馬の複勝の回収率を、レースの頭数で3つに分けて比べました。
芝を頭数で分けると
芝の9頭以下のレースで買い続けた成績です。

| 項目 | 芝の9頭以下の1〜3番人気の複勝(分析期間) |
|---|---|
| 買った馬 | 3,792頭(1,264レース) |
| 回収率 | 85.23% |
| 損益(収支) | -56,020円 |
芝の9頭以下の回収率は、85.23%でした。頭数ごとの回収率は、2つの期間で表にまとめました。
| 頭数 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 9頭以下 | 85.23% | 85.89% | 3,792 | 2,424 |
| 10〜13頭 | 82.91% | 83.29% | 7,539 | 5,283 |
| 14頭以上 | 80.73% | 81.69% | 13,560 | 9,489 |
| 芝の1〜3番人気の全体 | 82.08% | 82.77% | 24,891 | 17,196 |
分析の結果、芝の9頭以下のレースは、2つの期間とも1〜3番人気の全体より回収率が高くなりました。差は、分析期間が3.15%、比較期間が3.12%です。
ダートを頭数で分けると
ダートの9頭以下のレースで買い続けた成績です。

| 項目 | ダートの9頭以下の1〜3番人気の複勝(分析期間) |
|---|---|
| 買った馬 | 1,101頭(367レース) |
| 回収率 | 86.21% |
| 損益(収支) | -15,180円 |
ダートの9頭以下の回収率は、86.21%でした。
| 頭数 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 9頭以下 | 86.21% | 84.09% | 1,101 | 702 |
| 10〜13頭 | 83.82% | 84.64% | 6,372 | 3,933 |
| 14頭以上 | 82.94% | 82.00% | 17,520 | 12,966 |
| ダートの1〜3番人気の全体 | 83.31% | 82.67% | 24,993 | 17,601 |
ダートの9頭以下のレースも、2つの期間とも1〜3番人気の全体より回収率が高くなりました。差は、分析期間が2.90%、比較期間が1.42%です。
芝もダートも、1〜3番人気の複勝は、9頭以下のレースで全体より回収率が高い傾向にあります。
仮説2:多頭数(14頭以上)のレースは、回収率が低いのでは?
9頭以下が高いなら、反対に14頭以上は低いのでしょうか。仮説1の表の14頭以上の行を、1〜3番人気の全体と比べました。
芝の14頭以上は、2つの期間とも全体より低くなりました。差は、分析期間が1.35%、比較期間が1.08%です。
ダートの14頭以上も全体より低いものの、差は分析期間が0.37%、比較期間が0.67%です。2つの期間とも1%未満でした。
1〜3番人気の複勝は、14頭以上のレースだと、芝は回収率が低い傾向にあり、ダートは全体とほぼ変わりません。
頭数で分けると、当たった馬の割合も同じように変わったか
「堅い」は、人気馬が上位に来やすい、つまり当たりやすいという意味でした。そこで、頭数ごとに、複勝が当たった馬の割合(複勝率)を比べました。複勝は、3着以内(出走が5〜7頭のレースは2着以内)に入れば当たります。
芝の当たった馬の割合
| 頭数 | 当たった馬の割合(分析期間) | 当たった馬の割合(比較期間) |
|---|---|---|
| 9頭以下 | 61.66% | 60.85% |
| 10〜13頭 | 55.18% | 55.71% |
| 14頭以上 | 48.22% | 49.10% |
| 1〜3番人気の全体 | 52.38% | 52.79% |
芝は、頭数が少ないほど、当たった馬の割合が2つの期間とも高くなりました。
ダートの当たった馬の割合
| 頭数 | 当たった馬の割合(分析期間) | 当たった馬の割合(比較期間) |
|---|---|---|
| 9頭以下 | 61.13% | 60.97% |
| 10〜13頭 | 55.12% | 55.96% |
| 14頭以上 | 50.94% | 50.41% |
| 1〜3番人気の全体 | 52.45% | 52.07% |
ダートも、頭数が少ないほど、当たった馬の割合が2つの期間とも高くなりました。
芝もダートも、9頭以下のレースで当たった馬の割合は6割ほどで、全体の5割ほどを上回っています。
1〜3番人気の複勝では、少頭数のレースは当たりやすいうえに、回収率も高くなりました。
どの頭数のレースに、条件を足していくか
ここからは、頭数の3つから1つを選び、回収率を上げる条件を探します。
条件を足すほど馬は減るので、9頭以下より馬の多い10〜13頭に条件を足します。選ぶのは、2つの期間とも1〜3番人気の全体より高く、どちらの期間も300頭以上いる頭数です。芝もダートも、9頭以下と10〜13頭の2つが当てはまりました。芝の10〜13頭は、全体との差が2つの期間とも1%未満です。ただ、区切りを選ぶときは、差がわずかでも上回っていれば高いとみます。
条件は、次の決まりで足します。
- 区切りを選ぶ:2つの期間とも絞る前より高く、どちらも300頭以上いること
- 範囲を広げる:隣の区切りを加えても、2つの期間とも絞る前より高いままであること
- 条件を足す:2つの期間とも回収率が上がり、どちらも500頭以上残ること
この決まりの流れを、図で示します。

芝の10〜13頭のレースに、条件を足していくと
前走着順・前走人気・馬齢・枠番・馬体重・性別・前走からの間隔・前走距離の順に分析しました。
前走着順と前走人気で絞れるか
芝の10〜13頭のレースは、前走の記録が無い馬(初出走など)が2つの期間とも1割を超えます。そこで、前走の項目は、前走の記録がある馬の全体と比べます。
前走着順には、2つの期間とも高く、300頭以上いる区切りがありませんでした。前走6着・7着・8着などは2つの期間とも高いものの、比較期間はどれも300頭未満です。
次に、有償版の項目(前走人気)で、今回の1〜3番人気の馬を前走人気ごとに分析しました。

| 前走人気 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 79.19% | 84.22% | 1,595 | 1,217 |
| 2番人気 | 85.42% | 83.70% | 1,305 | 925 |
| 3番人気 | 81.82% | 79.35% | 945 | 708 |
| 4番人気 | 78.29% | 85.65% | 706 | 529 |
| 5番人気 | 80.47% | 82.25% | 534 | 431 |
| 6番人気 | 90.97% | 83.93% | 381 | 308 |
| 7番人気 | 81.22% | 72.87% | 286 | 188 |
| 8番人気 | 78.60% | 92.42% | 200 | 120 |
| 9番人気 | 105.71% | 76.28% | 156 | 86 |
| 10番人気 | 98.04% | 91.15% | 92 | 61 |
| 11番人気 | 95.36% | 86.67% | 69 | 39 |
| 12番人気 | 78.40% | 83.53% | 50 | 34 |
| 13番人気 | 97.81% | 82.42% | 32 | 33 |
| 14番人気 | 57.33% | 106.25% | 30 | 16 |
| 15番人気 | 91.25% | 88.89% | 16 | 9 |
| 16番人気 | 130.00% | 108.00% | 8 | 5 |
| 17番人気 | 30.00% | 0.00% | 9 | 2 |
| 18番人気以下 | 167.78% | 193.33% | 9 | 3 |
| 前走の記録がある馬の全体 | 82.84% | 83.19% | 6,423 | 4,714 |
| 芝の10〜13頭の全体(前走の記録が無い馬を含む) | 82.91% | 83.29% | 7,539 | 5,283 |
分析の結果、2つの期間とも高く、300頭以上いたのは前走2番人気と前走6番人気でした。前走10番人気・11番人気なども2つの期間とも高いものの、どちらの期間も300頭未満です。
前走2番人気と前走6番人気は隣り合っていないので、馬の多い前走2番人気を選びました。隣の前走1番人気か前走3番人気を加えると、どちらかの期間で、前走の記録がある馬の全体を下回ります。そこで、前走2番人気に絞りました。

前走2番人気に絞ると、回収率は85.42%・83.70%で、2つの期間とも10〜13頭の全体を上回っています。
馬齢・枠番・馬体重で絞れるか
前走2番人気まで絞った芝の馬を、馬齢ごとに分析しました。

| 馬齢 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 2歳以下 | 92.46% | 81.35% | 244 | 133 |
| 3歳 | 88.37% | 84.96% | 515 | 341 |
| 4歳 | 80.30% | 85.16% | 395 | 289 |
| 5歳 | 80.35% | 79.69% | 114 | 128 |
| 6歳 | 61.33% | 94.00% | 30 | 30 |
| 7歳 | 102.50% | 0.00% | 4 | 4 |
| 8歳以上 | 90.00% | — | 3 | 0 |
| 絞る前(前走2番人気まで) | 85.42% | 83.70% | 1,305 | 925 |
分析の結果、2つの期間とも高く、300頭以上いたのは3歳だけでした。隣の区切りを加えていくと、2歳以下から5歳までは、まとめても2つの期間とも絞る前より高いままです。ただ、この範囲には絞る前の馬の9割以上が残り、ほとんど絞れません。
3歳だけで見ると、比較期間の馬が341頭で、500頭を下回ります。そのため、馬齢では絞りませんでした。
枠番は、内枠(1〜4枠)と外枠(5〜8枠)に分けて比べました。内枠も外枠も、高い期間と低い期間に分かれています。1枠ずつでは、どの枠も300頭未満です。
馬体重にも、2つの期間とも高く、300頭以上いる区切りはありませんでした。440〜459kgと480〜499kgは2つの期間とも高いものの、比較期間はどちらも300頭未満です。
馬齢・枠番・馬体重では絞らずに、性別の分析へ進みます。
性別で絞れるか
性別ごとの成績を分析しました。
| 性別 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 牡馬 | 87.06% | 87.47% | 819 | 569 |
| 牝馬 | 84.06% | 76.31% | 463 | 325 |
| せん馬 | 54.35% | 91.94% | 23 | 31 |
| 絞る前(前走2番人気まで) | 85.42% | 83.70% | 1,305 | 925 |
分析の結果、牡馬は2つの期間とも絞る前より高く、どちらの期間も300頭以上いました。牝馬は2つの期間とも低く、せん馬はどちらの期間も300頭未満です。そこで、牡馬に絞りました。
このあと前走からの間隔と前走距離も分析しました。どちらにも、2つの期間とも高く、300頭以上いる区切りはありませんでした。芝の条件は、前走2番人気と牡馬の2つです。
ダートの10〜13頭のレースに、条件を足していくと
芝と同じ順に分析しました。
前走着順で絞れるか
ダートの10〜13頭のレースは、前走の記録が無い馬が2つの期間とも1割未満です。そこで、前走の記録が無い馬も含めて、絞る前と比べます。前走着順ごとの成績を分析しました。

| 前走着順 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 1着 | 76.81% | 72.51% | 733 | 443 |
| 2着 | 83.83% | 81.48% | 1,490 | 913 |
| 3着 | 81.08% | 82.30% | 1,090 | 688 |
| 4着 | 88.46% | 88.32% | 771 | 469 |
| 5着 | 80.30% | 93.63% | 499 | 336 |
| 6着 | 86.58% | 83.00% | 404 | 240 |
| 7着 | 101.10% | 90.18% | 254 | 170 |
| 8着 | 86.14% | 86.21% | 207 | 132 |
| 9着 | 87.58% | 90.00% | 149 | 103 |
| 10着 | 95.91% | 85.00% | 127 | 60 |
| 11着 | 75.83% | 91.67% | 96 | 54 |
| 12着 | 84.13% | 93.80% | 46 | 50 |
| 13着 | 82.19% | 101.36% | 32 | 44 |
| 14着 | 59.19% | 85.20% | 37 | 25 |
| 15着 | 101.25% | 91.11% | 32 | 18 |
| 16着 | 70.00% | 131.25% | 15 | 8 |
| 17着 | 115.00% | 0.00% | 2 | 1 |
| 18着以下 | 235.00% | 0.00% | 4 | 2 |
| 絞る前(ダートの10〜13頭) | 83.82% | 84.64% | 6,372 | 3,933 |
分析の結果、2つの期間とも高く、300頭以上いたのは前走4着だけでした。前走7着・8着・9着・10着なども2つの期間とも高いものの、どれも300頭未満です。
隣の前走3着と前走5着は、どちらを加えても2つの期間とも絞る前より高いままです。そこで、馬の多い前走3着を加えました。さらに前走2着か前走5着を加えると、どちらかの期間で下回るので、前走3〜4着に絞りました。
| 絞り方 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 買った馬(分析期間) | 買った馬(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 絞る前(ダートの10〜13頭) | 83.82% | 84.64% | 6,372 | 3,933 |
| 前走3〜4着 | 84.14% | 84.74% | 1,861 | 1,157 |
2つの期間とも、回収率はほぼ同じで、わずかに上です。

前走3〜4着の馬は、回収率と複勝率は上がりましたが、勝率は下がりました。勝率は23.1%で、絞る前は23.4%です。
前走人気・馬齢・枠番で絞れるか
前走人気と馬齢には、2つの期間とも高く、300頭以上いる区切りがありませんでした。前走6番人気などは2つの期間とも高いものの、どちらの期間も300頭未満です。
馬齢の3歳は、分析期間は絞る前より高いものの、比較期間は84.62%です。絞る前の84.74%を、わずかに下回りました。
枠番は、内枠(1〜4枠)と外枠(5〜8枠)に分けて分析しました。1枠ずつでは、比較期間はどの枠も300頭未満です。

| 枠番 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 65.11% | 74.94% | 137 | 79 |
| 2枠 | 75.67% | 94.46% | 141 | 121 |
| 3枠 | 90.28% | 78.19% | 143 | 105 |
| 4枠 | 85.77% | 74.85% | 196 | 134 |
| 5枠 | 81.42% | 93.23% | 247 | 155 |
| 6枠 | 85.74% | 78.04% | 310 | 184 |
| 7枠 | 87.84% | 105.29% | 324 | 170 |
| 8枠 | 88.48% | 75.31% | 363 | 209 |
| 内枠(1〜4枠) | 79.92% | 81.07% | 617 | 439 |
| 外枠(5〜8枠) | 86.23% | 86.98% | 1,244 | 718 |
| 絞る前(前走3〜4着まで) | 84.14% | 84.74% | 1,861 | 1,157 |
分析の結果、外枠は2つの期間とも絞る前より高く、内枠は2つの期間とも低くなっています。そこで、外枠に絞りました。

外枠の馬は、回収率と複勝率は上がりましたが、勝率は下がりました。勝率は22.7%で、絞る前は23.1%です。
馬体重・性別・前走からの間隔・前走距離で絞れるか
馬体重には、2つの期間とも高く、300頭以上いる区切りがありませんでした。440〜459kgと480〜499kgは2つの期間とも高いものの、比較期間はどちらも300頭未満です。
性別ごとの成績を分析しました。
| 性別 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 牡馬 | 87.16% | 88.00% | 817 | 459 |
| 牝馬 | 83.50% | 81.09% | 377 | 221 |
| せん馬 | 91.60% | 108.95% | 50 | 38 |
| 絞る前(外枠まで) | 86.23% | 86.98% | 1,244 | 718 |
分析の結果、牡馬は2つの期間とも絞る前より高くなりました。せん馬も2つの期間とも高いものの、どちらの期間も300頭未満です。牡馬に絞ると、比較期間の馬が459頭で、500頭を下回ります。そのため、性別では絞りませんでした。
前走からの間隔には、2つの期間とも高く、300頭以上いる区切りがありませんでした。14〜27日は、分析期間は高いものの、比較期間は低くなっています。
前走距離ごとの成績を分析しました。

| 前走距離 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 馬の数(分析期間) | 馬の数(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 1200m未満 | 76.16% | 62.73% | 99 | 44 |
| 1200〜1399m | 80.77% | 92.25% | 155 | 89 |
| 1400〜1599m | 85.14% | 98.29% | 140 | 82 |
| 1600〜1799m | 80.94% | 82.05% | 212 | 127 |
| 1800〜1999m | 93.35% | 87.45% | 534 | 321 |
| 2000〜2399m | 72.59% | 85.75% | 81 | 40 |
| 2400〜2999m | 104.35% | 100.00% | 23 | 15 |
| 絞る前(外枠まで) | 86.23% | 86.98% | 1,244 | 718 |
分析の結果、2つの期間とも高く、300頭以上いたのは前走1800〜1999mだけでした。2400〜2999mも2つの期間とも高いものの、どちらの期間も300頭未満です。
隣の1600〜1799mを加えると、比較期間で絞る前を下回ります。反対側の2000m以上を加えて広げても、比較期間の馬は376頭で、500頭を下回ります。そのため、前走距離では絞りませんでした。ダートの条件は、前走3〜4着と外枠の2つです。
条件を足すたびに、回収率はどう変わったか
芝
| 絞り方 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 買った馬(分析期間) | 買った馬(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| 芝の1〜3番人気の全体 | 82.08% | 82.77% | 24,891 | 17,196 |
| 10〜13頭 | 82.91% | 83.29% | 7,539 | 5,283 |
| 前走2番人気(有償版の項目) | 85.42% | 83.70% | 1,305 | 925 |
| 牡馬 | 87.06% | 87.47% | 819 | 569 |
芝は、10〜13頭に前走2番人気と牡馬を足すと、回収率が2つの期間とも4%ほど上がりました。
ダート
| 絞り方 | 回収率(分析期間) | 回収率(比較期間) | 買った馬(分析期間) | 買った馬(比較期間) |
|---|---|---|---|---|
| ダートの1〜3番人気の全体 | 83.31% | 82.67% | 24,993 | 17,601 |
| 10〜13頭 | 83.82% | 84.64% | 6,372 | 3,933 |
| 前走3〜4着 | 84.14% | 84.74% | 1,861 | 1,157 |
| 外枠(5〜8枠) | 86.23% | 86.98% | 1,244 | 718 |
ダートは、10〜13頭に前走3〜4着と外枠を足すと、回収率が2つの期間とも2%ほど上がりました。
年ごとに見ると、どうだったか
条件を足し終えた買い方を、年ごとに分けて見ます。2018年〜2021年6月が比較期間、2021年6月からが分析期間です。
芝の前走2番人気・牡馬


| 年 | 回収率 | 買った馬 |
|---|---|---|
| 2018年 | 81.33% | 165 |
| 2019年 | 89.94% | 165 |
| 2020年 | 87.20% | 175 |
| 2021年(6月まで) | 97.66% | 64 |
| 2021年(6月から) | 71.95% | 82 |
| 2022年 | 88.82% | 161 |
| 2023年 | 87.61% | 180 |
| 2024年 | 87.32% | 168 |
| 2025年 | 92.46% | 138 |
| 2026年(6月まで) | 87.78% | 90 |
| 比較期間の合計 | 87.47% | 569 |
| 芝の1〜3番人気の全体(比較期間) | 82.77% | 17,196 |
| 分析期間の合計 | 87.06% | 819 |
| 芝の1〜3番人気の全体(分析期間) | 82.08% | 24,891 |
芝は、2018年と2021年(6月から)のほかは、どの年も全体を上回りました。
ダートの前走3〜4着・外枠


| 年 | 回収率 | 買った馬 |
|---|---|---|
| 2018年 | 83.53% | 150 |
| 2019年 | 91.44% | 243 |
| 2020年 | 83.29% | 210 |
| 2021年(6月まで) | 88.78% | 115 |
| 2021年(6月から) | 85.07% | 140 |
| 2022年 | 86.31% | 282 |
| 2023年 | 84.96% | 252 |
| 2024年 | 84.51% | 246 |
| 2025年 | 91.60% | 194 |
| 2026年(6月まで) | 85.00% | 130 |
| 比較期間の合計 | 86.98% | 718 |
| ダートの1〜3番人気の全体(比較期間) | 82.67% | 17,601 |
| 分析期間の合計 | 86.23% | 1,244 |
| ダートの1〜3番人気の全体(分析期間) | 83.31% | 24,993 |
ダートは、どの年も全体を上回りました。
表の年ごとの行では、馬の数がいちばん多い行でも芝180頭・ダート282頭と少なく、回収率の上下も大きめです。2つの期間の合計は、どちらも全体を上回りました。
この記事の数字について
比較期間に1〜3番人気の複勝を買ったレースは、芝5,732レース・ダート5,867レースです。回収率は、戻ってきた額の合計÷買った額の合計です(取消などで返ってきた分は除く)。
データは、JRAのレースを当サイトが独自に集計しました。
頭数は、芝とダートを分けて見てみましょう!
1〜3番人気の馬の複勝では、9頭以下のレースの回収率が、芝もダートも2つの期間とも全体より高くなりました。
14頭以上のレースは、芝では回収率が低く、ダートではほぼ変わりませんでした。当たった馬の割合は、9頭以下のレースで全体より高くなっています。
10〜13頭のレースに条件を2つ足すと、2つの期間とも、回収率は芝が87%台、ダートが86%台まで上がりました。
ここからは、ご自身の予想の考え方や、当サイトのほかの検証記事の結果も組み合わせてみましょう。回収率をさらに上げる条件を探してみてください。
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よくある質問
少頭数のレースは、人気馬の回収率が高いですか?
1〜3番人気の馬の複勝では、9頭以下のレースは、芝もダートも2つの期間とも、全体より回収率が高くなりました。2021年6月〜2026年6月は芝85.23%・ダート86.21%でした。1〜3番人気の全体は、芝82.08%・ダート83.31%です。
少頭数のレースは、人気馬が当たりやすいですか?
1〜3番人気の馬の複勝では、9頭以下のレースは、芝もダートも2つの期間とも、全体より当たりやすくなりました。当たった馬の割合は、2021年6月〜2026年6月で芝61.66%・ダート61.13%でした。1〜3番人気の全体は、芝52.38%・ダート52.45%です。
回収率が上がったのは、どんな条件でしたか?
対象は、10〜13頭のレースの1〜3番人気の複勝です。条件は、芝が前走2番人気と牡馬、ダートが前走3〜4着と外枠(5〜8枠)の2つずつです。2021年6月〜2026年6月は芝87.06%・ダート86.23%でした。2018年1月〜2021年6月は芝87.47%・ダート86.98%です。芝もダートも、2つの期間とも10〜13頭の全体より回収率が上がりました。
この記事では、買う馬を1〜3番人気から選び、レースの頭数で分けました。同じレースの馬どうしを別の目で見比べたいときは、当サイトの指数も使えます。
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