阪神競馬場コースの特徴と有利な枠番・脚質の傾向|内回りと外回り・京都との違い

KeibaAiNavi
記事タイトル「阪神競馬場コースの特徴と有利な枠番・脚質の傾向|内回りと外回り・京都との違い」の文字と、晴れた秋の中央競馬の競馬場で、芝コースが内回りと外回りに分かれる所を、外回りへまっすぐ進む競走馬たちの後ろの高い位置から見下ろした画像

阪神競馬場の芝では、内回りと外回りで有利な枠番や脚質は違うのでしょうか。

芝とダートの特徴を距離別にまとめ、芝は枠番と脚質、ダートは枠番の傾向を数字で確かめました。同じ関西の京都競馬場との違いも見ています。

芝は内回りも外回りも内枠の勝率が外枠より高く、最初のコーナーを先頭で回った馬は内回りのほうが勝ちやすい結果でした。ダートは全距離をまとめると、外枠の勝率のほうが高めでした。

阪神競馬場コースの特徴

阪神競馬場の芝コースの高低を、高さを5倍にして表した立体図。直線の半ばにかけて緩やかに下り、ゴール前に高低差1.8mの上り坂がある。全体の高低差は内回り1.9m、外回り2.4m。

地理院タイル(国土地理院)の空中写真をもとに当サイトが作成

数々のGⅠレースが開催される阪神競馬場は、内回りと外回りの2つの芝コースを持つのが大きな特徴です。

コースの形状と高低差

阪神競馬場は、兵庫県宝塚市に位置するJRA(日本中央競馬会)の競馬場です。右回りのコースで、内回りと外回りの2つの芝コース、そしてダートコースを有しています。

2025年3月には、芝の張り替えとダートの路盤の改修を終えてリニューアルオープンしました。コースの形は変わっていません。

競馬場別のコース高低差

競馬場ごとのコースの高低差を0〜6mの目盛りで低い順に並べ、阪神(内)と阪神(外)の棒の色を変えた棒グラフの画像
  • 内回りコース: 1周距離1,689m(Aコース)。JRAの公式サイトのコース紹介の読み物(文:石田敏徳・2019年9月時点)では「標準的なサイズ」とされるコースです。
  • 外回りコース: 1周距離2,089m(Aコース)の広いコース。同じ読み物では「右回りの競馬場の中では日本最長」とされ、左回りの東京競馬場(2,083.1m)より長いコースです。
  • ダートコース: 1周距離1,517.6m。

高低差は内回り1.9m・外回り2.4mと比較的小さめです。

主な上り坂はゴール前の直線にある急坂です。内回りは残り800m、外回りは残り600mから直線の半ばまで緩やかに下ります。

そのあと、高低差1.8mのこの急坂を上ります(同じ読み物)。全体の高低差以上にスタミナが求められる競馬場と考えられます。

向こう正面・最終直線の長さ

競馬場別の最終直線の長さ(芝)

競馬場ごとの芝の最終直線の長さを0〜700mの目盛りで並べ、阪神(外)と阪神(内)を枠で囲み、阪神(外)の棒が新潟(外)と東京に次いで長いことが分かる横棒グラフの画像

競馬場別の最終直線の長さ(ダート)

競馬場ごとのダートの最終直線の長さを0〜700mの目盛りで並べ、阪神を枠で囲み、阪神の棒が東京・中京に次いで新潟とほぼ同じ長さであることが分かる横棒グラフの画像

芝コース外回りの直線は473.6m(Aコース)です。同じ読み物では「右回り最長(新潟、東京に次いで全場3位)」とされています。

芝コース内回りは356.5m、ダートコースは352.7mです。

ゴール前の直線には急な上り坂があり、逃げ・先行馬の脚が上がる場面もあります。内回りと外回りで、最初のコーナーを先頭で回った馬の勝ちやすさがどれだけ違うかは、後の「阪神芝の傾向を数字で見る」でまとめています。

また、外回りコースは向こう正面の直線が長いコースです(同じ読み物では「バックストレッチが非常に長く」)。ポジション争いが激しくなりにくく、ペースが落ち着きやすいと考えられます。

阪神競馬場と京都競馬場の違い

同じ関西の主要競馬場である阪神競馬場は、京都競馬場とよく比べられます。コースの形と坂の位置の違いを公式のコースの紹介で確かめ、2つの競馬場のレースの数字も並べます。

競馬場の形状

阪神競馬場

阪神競馬場のコースを斜め上から見た立体図。右回りで、芝の外回りは内回りの3、4コーナーの外側を大きく回る。内側にダートと、襷のある障害のコースが並ぶ。ゴール、1〜4コーナー、芝のスタート位置を示す。2200m(内)と2600m(外)は正面の直線の奥の引き込み線から出る。

地理院タイル(国土地理院)の空中写真をもとに当サイトが作成

京都競馬場

京都競馬場のコースを斜め上から見た立体図。右回りで、芝の内回りと外回りは3コーナーで分かれて4コーナーで合わさる。2コーナーの奥と正面の直線の奥に長い引き込み線があり、内側にダートと障害のコースが並ぶ。ゴール、1〜4コーナー、芝のスタート位置を示す。

地理院タイル(国土地理院)の空中写真をもとに当サイトが作成

項目阪神競馬場京都競馬場
回り右回り右回り
1周の距離芝外回り:2,089m芝内回り:1,689mダート :1,517.6m芝外回り:1,894.3m芝内回り:1,782.8mダート :1,607.6m
上り坂最終直線3コーナー

阪神競馬場の外回りコースは、従来の3、4コーナーの外側に新設されました。

外回りは内回りと分かれた後もしばらくまっすぐ走ります。広い3、4コーナーを回って直線に向きます(先に引いた阪神競馬場の読み物)。

昭和の時代は「オムスビ型の競馬場」と呼ばれていました。

京都競馬場も内回りと外回りのコースがあり、3コーナーで分かれて4コーナーで合わさります(JRAの公式サイトの京都競馬場のコース紹介の読み物・文:石田敏徳・2023年4月時点)。

阪神競馬場と京都競馬場の大きな違いの1つは、坂の位置です。阪神競馬場はゴール前の直線に急坂があり、京都競馬場は3コーナーに坂があって、直線は平坦です(阪神と京都の2つの読み物)。

出所:JRA「コース紹介:阪神競馬場」・JRA「コース紹介:京都競馬場」の読み物

内回りと外回りの分かれ目と合わさる所、坂の位置を、2つの競馬場の図にまとめました。

阪神競馬場の芝コースを斜め上から見た立体図。右回りで、向こう正面の先で外回りが内回りと分かれ、外側を大きく回って直線に向く所で合わさる。ゴール前の直線の急坂を青く塗って示す。

地理院タイル(国土地理院)の空中写真をもとに当サイトが作成

京都競馬場の芝コースを斜め上から見た立体図。右回りで、内回りと外回りは3コーナーで分かれて4コーナーで合わさる。3コーナーの坂を青く塗って示す。直線は平坦。

地理院タイル(国土地理院)の空中写真をもとに当サイトが作成

次に、2つの競馬場のレースの数字を比べます。

京都競馬場が改修を終えて再開した2023年4月からの約3年間(阪神の芝562レース・京都の芝847レース)で、京都の値は阪神と同じ距離の組み合わせにそろえて集計しました。

京都に無い芝2600mの阪神の7レースは除いています。京都でレースの少ない距離(1200m・2200m・2400m・3000m)も含めて比べています。

  • 内枠の勝率÷外枠の勝率(内÷外)は、阪神1.16倍・京都0.92倍で、はっきりした差は見られません。
  • 最初のコーナーを先頭で回った馬の勝率÷後ろの3分の1にいた馬の勝率を、逃げ÷追込とします。阪神5.5倍・京都4.4倍で、はっきりした差は見られません。
  • 阪神の内回り・外回りのレースの距離だけで比べても、内÷外と逃げ÷追込のどれにも、はっきりした差は見られませんでした。内回りの距離の逃げ÷追込は、阪神6.9倍・京都4.2倍でした。
阪神と京都の芝の内÷外(芝全体・内回りの距離・外回りの距離の順に、阪神1.16倍・1.15倍・1.17倍、京都0.92倍・0.99倍・0.86倍)と逃げ÷追込(阪神5.5倍・6.9倍・4.3倍、京都4.4倍・4.2倍・4.7倍)を並べた横棒グラフの画像

なお、京都との比較に使った期間には、阪神が改修で開催の無かった時期(2024年5月〜2025年2月)があります。比べた期間の10月・11月のレースは、ほとんどが京都です。

京都競馬場コースの特徴と有利な枠番・脚質の傾向を見る>>

阪神競馬場の芝コース距離別の特徴

中央競馬の競馬場で、内馬場の側から手前の空いたダートコースごしに、芝コースを内ラチ沿いに駆ける競走馬たちを描いた画像

芝の各コースの「好成績な枠番」「好成績な脚質」の図の印は、2020年以降のレースを基にした判定です。各コースには、2021年6月から5年間のレースで確かめた結果とレース数を添えています。

阪神競馬場 芝1200m の特徴

阪神競馬場の芝1200mのコースを描き、向こう正面に「1200内」のスタート位置を記して、内回りのコーナーを回る進路を矢印で示した図の画像

コースの傾向

2021年6月から5年間の104レースでは、枠も脚質も、印と逆の側が好成績という、はっきりした差は見られませんでした。

好成績な枠番
 

阪神競馬場の芝1200mで、好成績な枠番として内枠のマスが濃く塗られた印の画像

好成績な脚質
 

阪神競馬場の芝1200mで、好成績な脚質として逃げのマスが最も濃く、先行、中団の順に薄く塗られた印の画像

最初のコーナーまでの距離

阪神競馬場の芝1200mで、初角までの距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mのすぐ手前まで伸びた印の画像

最終直線の距離

阪神競馬場の芝1200mで、最終直線の距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mと500mの間まで伸びた印の画像

ペース傾向

阪神競馬場の芝1200mのペース傾向を、スローペースからハイペースまでの5つのマスで示し、真ん中のマスが最も濃く、ハイペース側の隣がそれに次ぎ、スローペース側の隣が薄く塗られた印の画像
このコースの傾向
  • 向こう正面からスタートする、ワンターン(スタートから最後の直線まで、カーブを一度回るだけ)の内回りコース。
  • 最初のコーナーまでの距離は比較的短く、ゴール前の急坂を意識してミドルペースとなりやすい。
  • 内回りコースで最終直線も短いため、逃げ・先行馬が有利となりやすい。
  • 短距離戦でコーナーまでの距離も短い。内枠と外枠の勝率に、はっきりした差は見られない。

阪神競馬場 芝1400m の特徴

阪神競馬場の芝1400mのコースを描き、向こう正面の奥に「1400内」のスタート位置を記して、内回りのコーナーを回る進路を矢印で示した図の画像

コースの傾向

2021年6月から5年間の161レースでは、枠も脚質も、印と逆の側が好成績という、はっきりした差は見られませんでした。

好成績な枠番
 

阪神競馬場の芝1400mで、好成績な枠番として内枠のマスが濃く、中枠のマスが薄く塗られた印の画像

好成績な脚質
 

阪神競馬場の芝1400mで、好成績な脚質として逃げのマスが最も濃く、先行、中団の順に薄く塗られた印の画像

最初のコーナーまでの距離

阪神競馬場の芝1400mで、初角までの距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mと500mの間の500m寄りまで伸びた印の画像

最終直線の距離

阪神競馬場の芝1400mで、最終直線の距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mと500mの間まで伸びた印の画像

ペース傾向

阪神競馬場の芝1400mのペース傾向を、スローペースからハイペースまでの5つのマスで示し、真ん中のマスが最も濃く、ハイペース側の隣がそれに次ぐ印の画像
このコースの傾向
  • 向こう正面奥のポケット(コースの直線を延ばして設けた、引き込みのスタート地点)からスタートする、ワンターンのコース。
  • 最初のコーナーまでの距離は長い。やや内寄りの傾向で、中枠の馬の好走も見られる。
  • またコーナーまでの距離が長い分、1200mコースよりもややペースは上がりやすい。ただし、最終直線に急坂があるため極端なハイペースにはなりにくい。
  • 脚質的には逃げ・先行馬が好成績となっている。

阪神競馬場 芝1600m外回り の特徴

阪神競馬場の芝1600m外回りのコースを描き、向こう正面に「1600外」のスタート位置を記して、外回りのコーナーを回る進路を矢印で示した図の画像

コースの傾向

2021年6月から5年間の259レースでは、枠も脚質も、印と逆の側が好成績という、はっきりした差は見られませんでした。

好成績な枠番
 

阪神競馬場の芝1600m外回りで、好成績な枠番として内枠のマスだけがやや濃く塗られた印の画像

好成績な脚質
 

阪神競馬場の芝1600m外回りで、好成績な脚質として逃げと先行のマスが最も濃く、中団、後方の順に薄く塗られた印の画像

最初のコーナーまでの距離

阪神競馬場の芝1600m外回りで、初角までの距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mと500mの間の500m寄りまで伸びた印の画像

最終直線の距離

阪神競馬場の芝1600m外回りで、最終直線の距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が500mの少し手前まで伸びた印の画像

ペース傾向

阪神競馬場の芝1600m外回りのペース傾向を、スローペースからハイペースまでの5つのマスで示し、スローペース側から2つ目のマスが最も濃く、真ん中がそれに次ぎ、スローペースの端が薄く塗られた印の画像
このコースの傾向
  • 向こう正面からスタートする、外回りのワンターンのコース。
  • 最初のコーナーまでの距離は比較的長い。外回りのワンターンで、緩いコーナーが長く続く。
  • 内枠と外枠の勝率に、はっきりした差は見られない。
  • 最終直線に急坂があり、また後半のコーナーから下り坂になっている。そのため、前半はスタミナを温存し後半の下り坂でペースアップする、スローペースのレースとなりやすい。
  • 最終直線が長い外回りのコースで、差し馬の好走も見られる。

阪神競馬場 芝1800m外回り の特徴

阪神競馬場の芝1800m外回りのコースを描き、向こう正面の奥に「1800外」のスタート位置を記して、外回りのコーナーを回る進路を矢印で示した図の画像

コースの傾向

2021年6月から5年間の184レースでは、枠も脚質も、印と逆の側が好成績という、はっきりした差は見られませんでした。

好成績な枠番
 

阪神競馬場の芝1800m外回りで、好成績な枠番として内枠のマスが濃く塗られた印の画像

好成績な脚質
 

阪神競馬場の芝1800m外回りで、好成績な脚質として逃げのマスが最も濃く、先行、中団、後方の順に薄く塗られた印の画像

最初のコーナーまでの距離

阪神競馬場の芝1800m外回りで、初角までの距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が500mと750mの間の中ほどまで伸びた印の画像

最終直線の距離

阪神競馬場の芝1800m外回りで、最終直線の距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が500mの少し手前まで伸びた印の画像

ペース傾向

阪神競馬場の芝1800m外回りのペース傾向を、スローペースからハイペースまでの5つのマスで示し、スローペース側から2つ目のマスが最も濃く、その両隣(スローペースの端と真ん中)がそれに次ぐ印の画像
このコースの傾向
  • 向こう正面奥のポケットからスタートする、外回りワンターンのコース。
  • 最初のコーナーまでの距離は非常に長いが、1600mコースとよく似た傾向が見られる。
  • 外回りのワンターンで、緩いコーナーが長く続く。
  • 内枠と外枠の勝率に、はっきりした差は見られない。
  • 最終直線に急坂があり、また後半のコーナーから下り坂になっている。そのため、前半はスタミナを温存し後半の下り坂でペースアップする、スローペースのレースとなりやすい。
  • 最終直線が長い外回りのコースで、差し馬の好走も見られる。

阪神競馬場 芝2000m の特徴

阪神競馬場の芝2000mのコースを描き、ゴールのある直線に「2000内」のスタート位置を記して、内回りのコーナーを回る進路を矢印で示した図の画像

コースの傾向

2021年6月から5年間の202レースでは、枠も脚質も、印と逆の側が好成績という、はっきりした差は見られませんでした。

好成績な枠番
 

阪神競馬場の芝2000mで、好成績な枠番として内枠と中枠のマスが同じ薄さで塗られた印の画像

好成績な脚質
 

阪神競馬場の芝2000mで、好成績な脚質として逃げのマスが最も濃く、先行、中団、後方の順に薄く塗られた印の画像

最初のコーナーまでの距離

阪神競馬場の芝2000mで、初角までの距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mを少し越えた所まで伸びた印の画像

最終直線の距離

阪神競馬場の芝2000mで、最終直線の距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mと500mの間まで伸びた印の画像

ペース傾向

阪神競馬場の芝2000mのペース傾向を、スローペースからハイペースまでの5つのマスで示し、スローペース側から2つ目のマスが最も濃く、真ん中がそれに次ぎ、スローペースの端が薄く塗られた印の画像
このコースの傾向
  • 正面スタンド前の直線からスタートし、内回りコースを1周回る。
  • スタート後すぐに1回目の急坂を上り、最後のゴール前でも2回目の急坂を上るタフなコースとなっている。
  • 1コーナーまでは短めとなっており、急坂もあることから、前半のペースは落ち着きスローペースとなりやすい。
  • 二度の急坂により最後は逃げ馬の脚が上がりやすく、差し馬の好走も見られる。
  • 内枠と外枠の勝率に、はっきりした差は見られない。

阪神競馬場 芝2200m の特徴

阪神競馬場の芝2200mのコースを描き、ゴールのある直線の奥に「2200内」のスタート位置を記して、内回りのコーナーを回る進路を矢印で示した図の画像

コースの傾向

2021年6月から5年間のレースは50レースです。

好成績な枠番
 

阪神競馬場の芝2200mで、好成績な枠番として内枠のマスがやや濃く、外枠のマスが薄く塗られた印の画像

好成績な脚質
 

阪神競馬場の芝2200mで、好成績な脚質として先行のマスが最も濃く、逃げと中団がそれに次ぎ、後方が薄く塗られた印の画像

最初のコーナーまでの距離

阪神競馬場の芝2200mで、初角までの距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が500mを少し越えた所まで伸びた印の画像

最終直線の距離

阪神競馬場の芝2200mで、最終直線の距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mと500mの間まで伸びた印の画像

ペース傾向

阪神競馬場の芝2200mのペース傾向を、スローペースからハイペースまでの5つのマスで示し、真ん中のマスが最も濃く、スローペース側の隣がそれに次ぎ、スローペースの端が薄く塗られた印の画像
このコースの傾向
  • 正面スタンド前直線の4コーナー奥ポケットからスタートし、内回りを1周する。
  • 宝塚記念が開催されることで有名なコース。
  • 1コーナーまでは長く、外枠からでもポジションを確保可能なことから、枠の有利不利はなくフラットになっている。
  • スタート後は正面の直線で1回目の急坂を上り、最後のゴール前でも2回目の急坂を上るタフなコースとなっている。
  • 1コーナーまでの距離が長いものの、急坂もあることから、前半のペースは落ち着きミドルからスローペースとなりやすい。
  • 二度の急坂により最後は逃げ馬の脚が上がりやすく、差し馬の好走も見られる。

阪神競馬場 芝2400m外回り の特徴

阪神競馬場の芝2400m外回りのコースを描き、ゴールのある直線に「2400外」のスタート位置を記して、外回りのコーナーを回る進路を矢印で示した図の画像

コースの傾向

2021年6月から5年間のレースは79レースです。

好成績な枠番
 

阪神競馬場の芝2400m外回りで、好成績な枠番として内枠のマスだけがやや濃く塗られた印の画像

好成績な脚質
 

阪神競馬場の芝2400m外回りで、好成績な脚質として先行のマスが最も濃く、逃げと中団がそれに次ぎ、後方が薄く塗られた印の画像

最初のコーナーまでの距離

阪神競馬場の芝2400m外回りで、初角までの距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mを少し越えた所まで伸びた印の画像

最終直線の距離

阪神競馬場の芝2400m外回りで、最終直線の距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が500mの少し手前まで伸びた印の画像

ペース傾向

阪神競馬場の芝2400m外回りのペース傾向を、スローペースからハイペースまでの5つのマスで示し、スローペースの端のマスが最も濃く、ハイペース側へ向かって薄くなる印の画像
このコースの傾向
  • 正面スタンド前4コーナー出口付近からスタートし、外回りコースを1周回る。
  • 1コーナーまでは短めとなっており、すぐに急坂もあることから、前半のペースは落ち着きスローペースとなりやすい。
  • また、最初のコーナーまでに外枠からポジションを取り切ることが難しくなるため、内枠がやや有利ではある。ただし、向こう正面の直線も長く、枠順による極端な有利不利は見られない。
  • スタート直後と最終直線の2回の急坂があり、また外回りコースで最終直線も長いため、先行馬以外に差し馬の好走もよく見られる。

阪神競馬場 芝2600m外回り の特徴

阪神競馬場の芝2600m外回りのコースを描き、ゴールのある直線の奥に「2600外」のスタート位置を記して、外回りのコーナーを回る進路を矢印で示した図の画像

コースの傾向

2021年6月から5年間のレースは13レースです。

好成績な枠番
 

阪神競馬場の芝2600m外回りで、好成績な枠番として中枠のマスが濃く塗られた印の画像

好成績な脚質
 

阪神競馬場の芝2600m外回りで、好成績な脚質として先行のマスが最も濃く、中団と後方がそれに次ぎ、逃げのマスが白い印の画像

最初のコーナーまでの距離

阪神競馬場の芝2600m外回りで、初角までの距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が500mのあたりまで伸びた印の画像

最終直線の距離

阪神競馬場の芝2600m外回りで、最終直線の距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が500mの少し手前まで伸びた印の画像

ペース傾向

阪神競馬場の芝2600m外回りのペース傾向を、スローペースからハイペースまでの5つのマスで示し、スローペース側から2つ目のマスが最も濃く、スローペースの端が薄く塗られた印の画像
このコースの傾向
  • 正面スタンド前直線の4コーナー奥ポケットからスタートし、外回りを1周する。
  • 1コーナーまでは長く、外枠からでもポジションを確保可能である。そのため、他コースのように内有利とはならず、中枠が好成績を収めている。
  • スタート後は正面の直線で1回目の急坂を上り、最後のゴール前でも2回目の急坂を上るタフなコースとなっている。
  • 1コーナーまでの距離が長いものの、急坂もあり、また長距離戦でもある。そのため、前半のペースは落ち着き、後半コーナーの下り坂でペースアップする展開となりやすい。
  • 二度の急坂、外回りの長い直線、長距離レースという特徴により、逃げ馬は不振傾向にあり、差し・追い込み馬の好走が見られる。

阪神競馬場 芝3000m の特徴

阪神競馬場の芝3000mのコースを描き、向こう正面に「3000内」のスタート位置を記して、内回りのコーナーを回る進路を矢印で示した図の画像

コースの傾向

2021年6月から5年間のレースは13レースです。

好成績な枠番
 

阪神競馬場の芝3000mで、好成績な枠番として中枠のマスが濃く、内枠のマスが薄く塗られた印の画像

好成績な脚質
 

阪神競馬場の芝3000mで、好成績な脚質として先行のマスが最も濃く、中団、逃げの順に薄く、後方のマスが白い印の画像

最初のコーナーまでの距離

阪神競馬場の芝3000mで、初角までの距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mと500mの間の中ほどまで伸びた印の画像

最終直線の距離

阪神競馬場の芝3000mで、最終直線の距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mと500mの間まで伸びた印の画像

ペース傾向

阪神競馬場の芝3000mのペース傾向を、スローペースからハイペースまでの5つのマスで示し、真ん中のマスが最も濃く、スローペース側の隣がそれに次ぎ、スローペースの端が薄く塗られた印の画像
このコースの傾向
  • 向こう正面2コーナー出口付近からスタートし、内回りコースを1周半回る。
  • 1周目の正面スタンド前で1回目の急坂を上り、最終直線で2回目の急坂を上るため、長距離かつ非常にタフなコースとなっている。
  • タフなコースで、長距離でもあるため、ペースはミドルからスローペースとなりやすい。
  • 6つのコーナーを回るため、外枠の馬は不利となりやすい。
  • 最終直線の短い内回りコースではあるが、ゴール前の急坂で逃げ馬の脚が上がってしまうことも多い。先行馬に加え差し馬の好走も見られる。

阪神競馬場のダートコース距離別の特徴

中央競馬の競馬場で、芝の上からスタートしたダートのレースの競走馬たちが、芝から砂の上へ駆け込んでいく様子を少し高い位置から横に見て描いた画像

ダートの各コースの「好成績な枠番」「好成績な脚質」の図の印も、2020年以降のレースを基にした判定です。各コースには、2021年6月から5年間のレースで確かめた結果とレース数を添えています。

阪神競馬場 ダート1200m の特徴

阪神競馬場のダート1200mのコースを描き、ダートコースの向こう正面に「D1200」のスタート位置と進む向きを矢印で示した図の画像

コースの傾向

2021年6月から5年間の297レースでは、枠も脚質も、印と逆の側が好成績という、はっきりした差は見られませんでした。

好成績な枠番
 

阪神競馬場のダート1200mで、好成績な枠番として中枠と外枠のマスが同じ薄さで塗られた印の画像

好成績な脚質
 

阪神競馬場のダート1200mで、好成績な脚質として逃げのマスが最も濃く、先行、中団の順に薄く塗られた印の画像

最初のコーナーまでの距離

阪神競馬場のダート1200mで、初角までの距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mと500mの間の250m寄りまで伸びた印の画像

最終直線の距離

阪神競馬場のダート1200mで、最終直線の距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mと500mの間まで伸びた印の画像

ペース傾向

阪神競馬場のダート1200mのペース傾向を、スローペースからハイペースまでの5つのマスで示し、ハイペース側から2つ目のマスが最も濃く、その両隣(真ん中とハイペースの端)が薄く塗られた印の画像

スタートはダートコースからです。

このコースの傾向
  • 向こう正面の2コーナー出口付近からスタートする、ワンターンのコース。
  • ダートの足場からスタートするコースであるため、極端な外枠有利とはならない。
  • スタート後は平坦な直線が続き、ダート短距離戦らしくペースはややハイペースとなりやすい。
  • 最終直線は約350mとそこまで長くはなく、基本的には逃げ・先行馬が有利なコース。

阪神競馬場 ダート1400m の特徴

阪神競馬場のダート1400mのコースを描き、ダートコースの外側にのびる引き込み線に「D1400」のスタート位置を記して、そこからダートコースへ入る矢印を示した図の画像

コースの傾向

2021年6月から5年間の365レースでは、枠も脚質も、印と逆の側が好成績という、はっきりした差は見られませんでした。

好成績な枠番
 

阪神競馬場のダート1400mで、好成績な枠番として外枠のマスがやや濃く、中枠のマスが薄く塗られた印の画像

好成績な脚質
 

阪神競馬場のダート1400mで、好成績な脚質として逃げと先行のマスが最も濃く、中団が薄く塗られた印の画像

最初のコーナーまでの距離

阪神競馬場のダート1400mで、初角までの距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が500mを少し越えた所まで伸びた印の画像

最終直線の距離

阪神競馬場のダート1400mで、最終直線の距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mと500mの間まで伸びた印の画像

ペース傾向

阪神競馬場のダート1400mのペース傾向を、スローペースからハイペースまでの5つのマスで示し、ハイペース側から2つ目のマスが最も濃く、ハイペースの端がそれに次ぎ、真ん中が薄く塗られた印の画像

スタートは芝コースからです。

このコースの傾向
  • 向こう正面の2コーナー奥のポケットからスタートする、ワンターンのコース。
  • 最初のコーナーまでの距離は長く、また芝コースからスタートする。やや外寄りの傾向となっている。
  • 1200mのコースと同様に、ダート短距離戦らしくペースはややハイペースとなりやすい。
  • 最終直線は約350mとそこまで長くはなく、基本的には逃げ・先行馬が有利なコース。

阪神競馬場 ダート1800m の特徴

阪神競馬場のダート1800mのコースを描き、ダートコースのゴールのある直線に「D1800」のスタート位置と進む向きを矢印で示した図の画像

コースの傾向

2021年6月から5年間の583レースでは、枠も脚質も、印と逆の側が好成績という、はっきりした差は見られませんでした。

好成績な枠番
 

阪神競馬場のダート1800mで、好成績な枠番として中枠と外枠のマスが同じ薄さで塗られた印の画像

好成績な脚質
 

阪神競馬場のダート1800mで、好成績な脚質として先行のマスが最も濃く、逃げ、中団の順に薄く塗られた印の画像

最初のコーナーまでの距離

阪神競馬場のダート1800mで、初角までの距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mを少し越えた所まで伸びた印の画像

最終直線の距離

阪神競馬場のダート1800mで、最終直線の距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mと500mの間まで伸びた印の画像

ペース傾向

阪神競馬場のダート1800mのペース傾向を、スローペースからハイペースまでの5つのマスで示し、真ん中のマスが最も濃く、ハイペース側の隣がそれに次ぎ、スローペース側の隣が薄く塗られた印の画像

スタートはダートコースからです。

このコースの傾向
  • 正面スタンド前からスタートし、コースを1周回る。
  • スタートしてすぐに1回目の急坂があり、最初のコーナーまでの距離も短い。そのため、前半のペースは上がらずミドルペースとなりやすい。
  • ダートの足場からのスタートであり、最初のコーナーまでの距離が短く急坂も存在する。そのため、外枠からポジションを確保しきるのは難しく極端な外枠有利とはなりにくい。
  • 急坂が2回あるコースではあるが、ペースがあまり速くはならず、最終直線も約350m程度である。そのため、逃げ・先行馬が好成績となっている。

阪神競馬場 ダート2000m の特徴

阪神競馬場のダート2000mのコースを描き、ダートコースの直線の先にのびる引き込み線に「D2000」のスタート位置を記して、ゴールへ向かう矢印を示した図の画像

コースの傾向

2021年6月から5年間のレースは92レースです。

好成績な枠番
 

阪神競馬場のダート2000mで、好成績な枠番として中枠と外枠のマスが同じ薄さで塗られた印の画像

好成績な脚質
 

阪神競馬場のダート2000mで、好成績な脚質として先行のマスが最も濃く、逃げ、中団の順に薄く塗られた印の画像

最初のコーナーまでの距離

阪神競馬場のダート2000mで、初角までの距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が500mのあたりまで伸びた印の画像

最終直線の距離

阪神競馬場のダート2000mで、最終直線の距離を0〜1000mの目盛りの横棒で示し、横棒が250mと500mの間まで伸びた印の画像

ペース傾向

阪神競馬場のダート2000mのペース傾向を、スローペースからハイペースまでの5つのマスで示し、真ん中のマスが最も濃く、ハイペース側の隣がそれに次ぎ、スローペース側の隣が薄く塗られた印の画像

スタートは芝コースからです。

このコースの傾向
  • 正面スタンド前の4コーナー奥ポケットからスタートし、コースを1周回る。
  • 芝の足場からスタートし、最初のコーナーまでの距離は長い。しかし、スタート後に1コーナー前に急坂があり、また長距離戦でもあるため、前半のペースは上がらずミドルペースとなりやすい。
  • 最終直線は約350mと比較的短いため基本的には前有利ではある。ただし、急坂が2回ある長距離戦であるため、他コースと比べると逃げ馬の成績は劣る。

阪神芝の傾向を数字で見る(内回りと外回り)

ここまでのコースの特徴に加えて、阪神競馬場の芝のレースを、2021年6月から5年間のうち開催のあった1,067レース(2024年5月〜2025年2月は改修で開催なし)で集計し、枠の内外と、最初のコーナーを先頭で回った馬の勝ちやすさを数字で確かめます。内訳は内回り530・外回り535レース、ほかに3200mの2レースです。

比べる基準は、中央のほかの9場の芝を、阪神と同じ距離の組み合わせにそろえて集計した値です。そろえるのは、集計した期間の阪神のレースが内回りで1200・1400・2000・2200・3000m、外回りで1600・1800・2400・2600mと、距離の構成がほかの場と違うためです。

項目芝全体内回り外回り
レース数1,067530535
1番人気の勝率33.6%31.3%36.1%
ほかの9場(同じ距離の組み合わせ)の1番人気の勝率33.2%31.6%34.7%
内枠の勝率8.6%8.9%8.5%
外枠の勝率7.0%7.1%6.8%
内÷外(勝率の比)1.24倍1.25倍1.24倍
ほかの9場(同じ距離の組み合わせ)の内÷外1.06倍1.07倍1.05倍
逃げの勝率19.5%22.6%16.3%
追込の勝率4.1%3.8%4.3%
逃げ÷追込(勝率の比)4.8倍5.9倍3.8倍
ほかの9場(同じ距離の組み合わせ)の逃げ÷追込4.7倍4.7倍4.6倍
平均出走頭数12.6頭12.7頭12.5頭

枠の内外:内枠の勝率は外枠の1.24倍

5頭立て以上のレースで馬番を内枠・中枠・外枠に3等分すると、阪神の芝は内枠の勝率のほうが高く、内寄りでした。

  • 内枠の勝率:8.6%
  • 外枠の勝率:7.0%
  • 内÷外(内枠の勝率を外枠の勝率で割った比):1.24倍

中央のほかの9場は、阪神と同じ距離の組み合わせにそろえて比べました。芝全体・内回り・外回りのどれも、はっきりした差は見られませんでした。

  • 芝全体:阪神1.24倍・ほかの場1.06倍
  • 内回り:阪神1.25倍・ほかの場1.07倍
  • 外回り:阪神1.24倍・ほかの場1.05倍
阪神の芝の内÷外(芝全体・内回り・外回りの順に1.24倍・1.25倍・1.24倍)を、ほかの9場(1.06倍・1.07倍・1.05倍)と並べた横棒グラフの画像

最初のコーナーを先頭で回った馬:逃げ÷追込は4.8倍

脚質は、そのレースで最初に記録のあるコーナーの順位で分けました(レースが終わってから分かる位置です)。先頭を逃げ、後ろの3分の1を追込とすると、逃げ÷追込には中央のほかの9場とのはっきりした差は見られませんでした。

  • 逃げの勝率:19.5%
  • 追込の勝率:4.1%
  • 逃げ÷追込:4.8倍
  • 中央のほかの場(同じ距離の組み合わせにそろえた値)の逃げ÷追込:4.7倍

内回りと外回りに分けても、それぞれの距離の組み合わせにそろえたほかの9場とは、どちらもはっきりした差は見られません。

  • 内回り:阪神5.9倍・ほかの場4.7倍
  • 外回り:阪神3.8倍・ほかの場4.6倍
阪神の芝の逃げ÷追込(芝全体・内回り・外回りの順に4.8倍・5.9倍・3.8倍)を、ほかの9場(4.7倍・4.7倍・4.6倍)と並べた横棒グラフの画像

内回りと外回りの違い:逃げの勝ちやすさは内回りが大きく出た

内回りと外回りで、枠の傾向(内÷外)にはっきりした差は見られません。

  • 内回り:1.25倍
  • 外回り:1.24倍

逃げ÷追込は、内回りのほうが大きく出ました。

  • 内回り:5.9倍
  • 外回り:3.8倍

内回りは1200m・1400mのレースが半分を占め、外回りは1600m以上だけです。

ただし、中央のほかの9場を同じ距離の組み合わせにそろえると、内回り4.7倍・外回り4.6倍と近い値です。そのため、行われる距離の組み合わせの違いだけでは、この差はほとんど説明できないと考えられます。

リニューアルの後(2025年3月以降)

2025年3月のリニューアルの前(732レース)と後(335レース)を比べました。内÷外・逃げ÷追込とも、前後にはっきりした差は見られません。

  • 内÷外:前1.26倍・後1.20倍
  • 逃げ÷追込:前4.4倍・後5.8倍

前と後では開催の時期の構成も違います。リニューアル前には10月・11月のレースが入り、リニューアル後には入っていません。

1番人気・枠の内外の集計の条件は、下のダートの節の「数字の定義と注意」と同じです。ほかの9場の値は、阪神と同じ距離の組み合わせになるように、ほかの場の距離ごとの値を平均し直したものです。

芝の数字も、中央競馬(JRA)のレースを当サイトが独自に集計しました。データの出典と集計の定義は、データと検証の方法のページで説明しています。

枠と脚質の有利・不利の考え方と調べ方は、トラックバイアスとは(枠と脚質の有利不利の考え方と調べ方)でまとめています。

阪神ダートの傾向を数字で見る(2021年6月から5年間のうち開催のあった1,337レース)

ここまでの距離別の解説に加えて、阪神競馬場のダート戦を2021年6月から5年間のうち開催のあった1,337レースで集計し、1番人気の勝率と、枠の内外の勝率を数字で確認します。比べる基準は、同じ期間の中央10場のダート全体(8,331レース)です。

期間を通した値をまとめました。

  • 1番人気:勝率35.2%・3着以内の割合67.2%
  • 枠の内外:内枠の勝率6.9%・外枠8.0%(内÷外0.85倍)

阪神競馬場は2025年3月にリニューアルオープンしたため、期間全体の値と、リニューアルの前(2024年4月まで・937レース)と後(2025年3月以降・400レース)に分けた値を表で比べます。2024年4月の開催のあと2025年2月まで、阪神競馬場のダート戦は行われていません。

項目期間全体リニューアル前リニューアル後中央ダート全体(10場)
期間2021年6月から5年間(開催のあったレース)2024年4月まで2025年3月以降2021年6月から5年間
レース数1,3379374008,331
1番人気の勝率35.2%35.2%35.0%34.1%
1番人気の3着以内の割合67.2%67.4%66.5%65.2%
内枠の勝率6.9%6.8%6.9%6.5%
外枠の勝率8.0%8.2%7.7%7.7%
内÷外(勝率の比)0.85倍0.84倍0.89倍0.84倍

期間全体の1番人気の勝率は35.2%

阪神ダートの1番人気の勝率には、中央10場のダート全体とのはっきりした差は見られませんでした。

  • 期間全体:勝率35.2%・3着以内の割合67.2%
  • 中央ダート全体:勝率34.1%
  • リニューアルの前:35.2%
  • リニューアルの後:35.0%

リニューアルの前と後に、はっきりした差は見られません。

枠の内外:期間全体で内枠の勝率6.9%・外枠8.0%(内÷外0.85倍)

5頭立て以上のレースで馬番を内枠・中枠・外枠に3等分すると、阪神ダートは外枠の勝率のほうが高い結果でした。その程度には、中央10場のダート全体とのはっきりした差は見られません。

  • 内枠の勝率:6.9%
  • 外枠の勝率:8.0%
  • 内÷外(内枠の勝率を外枠の勝率で割った比):0.85倍
  • 中央ダート全体の内÷外:0.84倍

次のグラフは、枠の位置別(内枠・中枠・外枠)の勝率です。

阪神ダートの枠の位置別の勝率(内枠・中枠・外枠の順に、リニューアル前6.8%・7.3%・8.2%、リニューアル後6.9%・6.9%・7.7%、中央ダート全体6.5%・7.1%・7.7%)を並べた横棒グラフの画像

リニューアルの前後で、枠の傾向にはっきりした差は見られません。

  • 内÷外:前0.84倍・後0.89倍

後だけで見ると、内枠と外枠にはっきりした差は見られません。前と後では開催の時期の構成も違います(リニューアル後には10月・11月の開催が含まれていません)。

この数字はダートの全距離をまとめたものです。距離別の解説では、1400mはやや外寄りの傾向、1200mと1800mは極端な外枠有利にならないとしています。

地方の園田競馬場との違い(同じ兵庫県)

阪神競馬場(兵庫県宝塚市)と同じ兵庫県には、地方競馬の園田競馬場(兵庫県尼崎市)があります。園田と阪神のダートは、コースの大きさも頭数も違います。

  • 園田:1周1,051mの小回りで、最大12頭立て
  • 阪神のダート:1周約1,518mで、最大16頭立て

同じ2021年6月から5年間の集計で、園田と阪神ダートを比べた値を表にまとめました。

項目園田阪神ダート
1番人気の勝率45.0%35.2%
内÷外0.77倍0.85倍
平均出走頭数10.0頭13.6頭

枠は、どちらの場も外枠の勝率のほうが高い結果でした。地方競馬と中央競馬の1番人気の勝率の違い(頭数の違いを含む)は、下の記事で解説しています。

数字の定義と注意

  • 集計期間
    • 2021年6月から5年間のうち開催のあったレース(2024年5月〜2025年2月は改修で阪神競馬場の開催なし)
    • リニューアル前=2024年4月まで、リニューアル後=2025年3月以降
  • 対象レース
    • 阪神競馬場のダート戦 1,337レース(障害・芝は含まない。出走取消・競走除外は集計対象外)
  • 比べる基準
    • 同じ期間の中央10場のダート全体 8,331レース
    • 園田競馬場の値は、同じ期間の園田の全レース(8,065レース)の集計
  • 補足
    • 1番人気は単勝の人気順で判定
    • 枠の内外は5頭立て以上のレースで、馬番を頭数で3等分した「内枠・中枠・外枠」で判定
    • 16頭立てなら1〜6番が内枠・7〜11番が中枠・12〜16番が外枠
    • 「内÷外」は内枠の勝率を外枠の勝率で割った値。1より小さいほど外枠の勝率が高い
    • 阪神ダート・中央ダート全体と、阪神の芝・京都との比較の数値は、中央競馬(JRA)のレースを当サイトが独自に集計
    • 京都との比較は2023年4月以降
    • データの出典と集計の定義は「データと検証の方法」のページ

阪神競馬場のコースの特徴のまとめ

阪神競馬場の各コースの特徴と、好成績の枠番・脚質を解説しました。数字で確かめた要点をまとめます。

  • 芝は内枠の勝率が外枠の1.24倍で、内寄り
  • 中央のほかの9場を同じ距離の組み合わせにそろえた値(1.06倍)とのはっきりした差は見られない
  • 内回りと外回りの間でも、枠の傾向(内÷外)にはっきりした差は見られない
  • 最初のコーナーを先頭で回った馬の勝ちやすさ(逃げ÷追込)は、内回り(5.9倍)のほうが外回り(3.8倍)より大きい
  • 京都競馬場とは坂の位置(阪神はゴール前の直線・京都は3コーナー)が違う。2023年4月からの芝全体では、枠と最初のコーナーを先頭で回った馬の勝ちやすさとも、2場にはっきりした差は見られない
  • ダートは1番人気の勝率が35.2%(中央10場のダート全体は34.1%)、内÷外が0.85倍(同じく0.84倍)

当サイトでは、このようなデータ分析を基に、全レース・全馬の能力や期待値を指数化し、毎週無料で公開しています。

よろしければ週末の競馬予想の参考にご覧ください!

中央競馬における指数公開記事

中央競馬(JRA)の全レース・全頭の予想指数(複勝確率予想・期待値予想・追い切り評価)を無料公開しています!>>>

X(Twitter)もやっています!
おかげさまでフォロワー1.6万人以上!

サイトに掲載前の最新情報やレース当日情報はXで発信していますので是非フォローください!

このページをX(旧Twitter)でシェアする

競馬の基礎からAI作成まで

Contents

ABOUT ME
あぼかど
あぼかど
統計学の知識を基に過去のレースデータを分析し、独自の競馬指数を作成・公開しています。

指数公開から9ヶ月でX(旧twitter)のフォロワー
1 万人超えを達成!!

「深いレースデータ分析」と「高回収率を実現する馬券の買い方」、そして「毎週末全レースの全頭診断」を発信していきます!
記事URLをコピーしました