【指数の活用方法解説】波乱度予想別の配当分布と狙い目を解説!

当サイトでは毎週、全レースを対象に3種類の指標を掲載しています。
- レース波乱度予想
- 全頭の能力指数
- 全頭の期待値指数
これらの指標を活用することで、効果的に馬選びをすることが可能です。
このページでは、波乱度予想の数値毎に、各券種の配当分布を紹介します。
波乱度予想の値が高いと実際に荒れる傾向にあるのか、レース結果を基に確認してみましょう!
波乱度予想とは

「波乱度予想」とは、レースがどれくらい荒れるかを予想し、7段階で分類した指標です。
数字が小さいほど上位決着となる可能性が高く、数字が大きくなるほど荒れる可能性が高くなります。
波乱度予想の計算方法
波乱度予想は主に次の2つの要素により計算しています。
- レース条件
- レースが開催される競馬場や距離、馬場状態などの環境条件を基に計算をしています。
例:東京競馬場は堅く決まりやすい等 - 出走馬条件
- レース出走馬の能力差や頭数など、メンバー構成を基に計算しています。
例:出走馬の能力差が大きい場合は堅く決まりやすい等
集計期間
波乱度予想を公開し始めた2025年2月から4月2週目までの約2か月半のレース結果を基に集計しています。なお、波乱度6,7は該当レース数が少ないため、合算して集計しています。
波乱度予想別の配当分布
単勝・複勝・馬連・ワイド・三連複の各券種について、波乱度予想のグループ別に2月以降に実施されたレースの配当分布をヒートマップ化しました。
赤:出現頻度が高い 青:出現頻度が低い
単勝

- 波乱度が1~3のレース
- 1~7倍の配当となることが多い
- 穴馬が勝利する割合が非常に低くなっている
- 波乱度が4以上のレース
- 10倍台の配当となることも多い
- 中穴馬が勝利するケースが散見される
複勝

- 波乱度1,2のレース
- 8割近くが3倍以下の配当となっている
- 複勝オッズが5倍以上となる確率は非常に低い
- 波乱度の数値が大きいレース
- 複勝配当1倍台の割合は明確に減少していく
- 3~5倍の馬の割合が20%以上となり、波乱度1,2のケースと比べると明確に配当が高い傾向にある
馬連

- 波乱度が低いレース
- 配当が10倍未満となることも多い
- 波乱度5以上のレース
- 10倍以下の配当となる割合は非常に低い
- 波乱度6,7に至っては約2割のレースで100倍以上の配当となっている
ワイド

- 波乱度1,2のレース
- 5倍以下の配当が占める割合が多い
- 20倍以上の配当(穴馬が2頭3着内に入るケース)となる割合が非常に低い
- 波乱度4以上のレース
- 3倍以下の配当(人気上位2頭が着内に入るケース)となる割合が非常に低い
- 穴馬が絡むような10倍台、20倍台の配当となる割合が高い
三連複

- 波乱度1,2のレース
- 20倍以下の配当となる割合が高く、約半分が30倍以下となっている
- 50倍以上の配当となる可能性は低い
- 波乱度5以上のレース
- 100倍以上の配当となる可能性が波乱度5で4割、波乱度6・7で5割以上となっている
- 波乱度が大きいレースでは30倍以下の配当となる割合は非常に低い
波乱度予想と全体の配当傾向まとめ

券種を問わず、波乱度予想の値が低い場合は実際に低配当となり、波乱度予想の値が高い場合は高配当となっています。
ワイドや三連複の配当分布からも、3着以内の馬について以下の傾向があることがわかります。
- 波乱度が低いレース
ワイド・三連複における高配当の割合が低いことから、2頭以上の穴馬が3着以内に好走する確率が低い - 波乱度が高いレース
ワイド・三連複における低配当の割合が低いことから、少なくとも2頭以上の穴馬が好走することも期待できる
波乱度予想の値が低いときは人気馬を軸にする、波乱予想のときは穴馬を軸にすることも有効でしょう。
大きな配当を狙いたい方は、波乱度予想が3以下のレースは避けるといった使い方もできます。
ご自身の馬券スタイルに合わせて、レース毎に柔軟に買い目を検討してみましょう!
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