【期待値指数を活用した】回収率が上がる馬連の買い方(実践編)
このページでは、【馬連ワイドの買い方徹底解説】の内容を基に、期待値指数を活用した具体的な軸馬・相手馬の選び方について解説した、より実践的な記事となっています。
- 的中率を意識してしまい、回収率が上がらない
- どの馬を軸にすべきか迷うことが多い
- 相手をどこまで広げるべきか一貫したルールを持っていない
- 購入を見送るべきレースについて一貫したルールを持っていない
- 予想家の買い目に頼って馬券を購入している
- 期待値指数を活用した馬券の買い方を知りたい
競馬予想は「馬選び」と「買い方」が重要
競馬で長期的に高回収率を実現する為には、「どの馬を買うか」という馬選びだけではなく、「どの馬券種でどのように買うか」という買い方も非常に重要になります。
単勝の期待値が高い馬が馬連や三連複などの軸馬としても適しているとは限りません。また、同じ馬を軸にしていても、買い目をどこまで広げるかによっても回収率は大きく変化します。
レースの条件によって、各券種に適した軸馬・相手馬は変化します。このページでは、馬連に特化して、「馬選び」と「買い方」を具体的に解説します。
馬選びに当たって重要となるのは、軸馬としての信頼度、そしてオッズに対する期待値です。
能力より過剰に評価されておりオッズが低ければ、どんなに的中率が高くても長期的な収支はマイナスとなります。
過小評価されているのはどの馬か、今回有利にレースを運べるのはどの馬かを把握し、その馬を軸にすることで回収率を向上させることが可能となります。
このページでは、馬選びの基準として「期待値指数」を使用します。期待値指数は、各馬がどの程度過小評価されているのかを指数化したものであり、当サイトで毎週全レース無料で公開しています。
期待値指数と成績は比例関係にあるため、馬選びに非常に有効です。次の表は、本サイトで実際に公開した期待値指数順位別の連対率実績です。(集計期間:2024年1月~12月)
期待値指数順位 | 1番人気 | 2~3番人気 | 4~6番人気 | 7~9番人気 |
---|---|---|---|---|
1~5位 | 58.8% | 36.2% | 16.7% | 7.4% |
6~10位 | 52.1% | 31.4% | 15.6% | 6.6% |
11位~ | 47.3% | 29.0% | 14.6% | 6.7% |
高実績を残している期待値指数を効果的に活用して、馬連の軸馬・相手馬を選ぶ方法について解説します。
馬券の種類によって、期待値が高い馬の選び方は変化します。なぜなら、馬券購入者の心理により生じるオッズの歪み方は、券種によって異なるためです。
単勝は1頭のみを購入する方が大半です。そのため、「当てたい」という思いから1番人気の馬が本来の実力よりも購入され過剰人気となり、中穴の馬の期待値が高い傾向にあります。
一方で馬連やワイドなどでは、フォーメーションやボックス買いにより複数点購入する方が多くいます。そのため穴馬も相手として馬券に組み込まれることが多く、穴馬絡みの組み合わせは過剰人気となる傾向にあります。
具体例を見てみましょう。次のグラフは、単勝の人気順別回収率のグラフです。
(2019年~2023年の5年間、新馬戦・障害戦を除く全レース)
単勝の人気順別回収率
5番人気・6番人気付近の中穴馬の回収率が高くなっています。では、5番人気と6番人気の組み合わせで馬連を購入した場合を見て見ましょう。
馬連の人気順組み合わせ別回収率
5番人気・6番人気の単勝回収率は高いのにも関わらず、この2頭の組み合わせの馬連回収率は69.8%と低くなっています。
このように、単勝の期待値が高いからと言って、必ずしもその馬同士の馬連の期待値が高いとは限りません。
買い目ではなく「買い方」を知ることが重要
予想家が示した「買い目」通りに購入していては、あなたの馬券力は向上しません。
- このレースは買うべきか
- どの馬を軸にすべきか
- 相手に入れるべきではない馬はどれか
といった判断スキルが全く身につかないからです。一方で「買い方」を学ぶことには、次のようなメリットがあります。
「買い目」はその場限りの価値しかなく、毎週末レースが終われば無意味になる情報です。また、直前に自分で買い目の修正が必要となることもあります。
当日の馬場状態の変化や、出走取消・乗り替わりなど様々な要因でオッズも変動します。最終的には、レース直前の限られた時間の中で買い目を考えなければなりません。
どのような状況でも他人の予想に依存せず、レースに応じた最適な買い目を自分で選択できる。こうした永続的に活用できるスキルにこそ価値があります。
回収率を重視するにあたっては、数か月単位などの長期的な視点で収支を考えることが重要です。
1日単位の収支がプラスとなるかマイナスになるかは、運の要素が非常に大きくなります。そのため、一貫した考えのもとで馬券を購入し続ける必要があります。
馬券の買い方を身につけることで、1レース単位や1日単位などの短期的視点ではなく、長期的視点で馬券購入に取り組むことが可能になります。
本ページで紹介する購入ルールのポイント
本ページで紹介する馬連の購入ルールは、単純に「期待値指数1位を軸にする」というルールではありません。指数3位や5位の馬であっても軸にすることもあります。
馬連を買う際には、馬連に適した軸馬選びが重要となるためです。
- 各レースがどのようなオッズの歪み方となっているのか
- そのレースに適した軸馬・相手馬をどのように選択すればよいか
について、簡単かつ一貫したルールで判断し、購入できるように整理しています。
本ページで紹介する4パターンの馬連購入ルールについて、期待値指数の公開を開始した2024年1月後半から同年11月までの期間の成績です。
軸馬 | 1番人気 | 2~3番人気 | 4~6番人気 | 7~9番人気 |
---|---|---|---|---|
該当 レース数 | 244レース | 508レース | 616レース | 187レース |
買い目 点数 | 2.4点 | 2.1点 | 2.3点 | 2.7点 |
平均配当 | 7.8倍 | 20.6倍 | 25.8倍 | 73.9倍 |
レース 的中率 | 33.6% | 12.0% | 12.0% | 5.9% |
回収率 | 110.1% | 118.1% | 136.7% | 159.4% |
※過去のレースに対する成績であり、将来のレースにおいて同様のパフォーマンスを保証するものではありません。
回収率の低下を防ぐために
当サイトは毎月20万PV以上のアクセスをいただいております。そのため、具体的な買い目につながる情報を掲載することは、少なからずオッズの低下を招き、結果的には回収率の低下に直結します。
本記事を参考にして実際に馬券を購入された方の不利益にもなるため、具体的な購入ルールについては有償での販売としています。
有償部分の目次(一部伏字)
- 馬連に適した期待値指数の使い方
- 馬連は「引き算」で高回収率を狙う馬券
- 馬連は軸馬・相手馬も「引き算」で選ぶことができる
- 馬連におけるオッズの歪み方とは
- 「人気順」は馬券購入者の心理と密接に関係する
- オッズの歪み方をレースごとに分類する方法
- 馬連におけるレース分類のポイント
- フローチャートによるレース分類
- ****を判定
- ****の取捨選択を判断
- ****の細分化
- 各レース分類に応じた軸馬・相手馬の判定
- 馬選びのポイント
- 3ステップによる具体的な買い目判断
- 1番人気を軸にするパターン
- 購入レース条件
- 軸馬の条件
- 相手馬の条件
- 1番人気軸パターンの特徴
- 1番人気軸パターンの条件まとめ
- 2~3番人気を軸にするパターン
- 購入レース条件
- 軸馬の条件
- 相手馬の条件
- 2~3番人気軸パターンの特徴
- 2~3番人気軸パターンの条件まとめ
- 4~6番人気を軸にするパターン
- 購入レース条件
- 軸馬の条件
- 相手馬の条件
- 4~6番人気軸パターンの特徴
- 4~6番人気軸パターンの条件まとめ
- 7~9番人気を軸にするパターン
- 購入レース条件
- 軸馬の条件
- 相手馬の条件
- 7~9番人気軸パターンの特徴
- 7~9番人気軸パターンの条件まとめ
- 各パターンの成績まとめ
- 買い目の点数について
- 的中率と回収率の関係
- 馬連購入ルールのQ&A
- 軸該当馬が複数いる場合はどうすればいい?
- 回収率重視であれば穴馬狙いのルールだけ買えばいい?
- 他の人の予想や指数と組み合わせてもいい?
- どの時点のオッズを参考にすればいい?
- オッズに応じて資金配分した方がいい?
- 的中率を上げるために1番人気を必ず相手に入れてもいい?
- 最後に
販売価格
なお、本記事は全ての人に有効とは限りません。また、購入可能な方の条件を設定しています。ご購入前に、必ず以下の注意事項を事前にご確認ください。
>>【馬連ワイドの買い方徹底解説】回収率が20%上がる4つのノウハウ
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